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新型『IQOS』2機種が11月15日に発売 オールインワン型は連続10回の吸入が可能に

ガジェット通信 / 2018年10月23日 14時15分

フィリップ モリス ジャパンは、加熱式たばこ『IQOS(アイコス)』の新型デバイス、『IQOS 3』『IQOS 3 MULTI(マルチ)』を発表しました。メーカー希望小売価格は『IQOS 3』が1万980円(税込み)、『IQOS 3 MULTI』が8980円(税込み)。2018年11月15日(木)より全国9店舗のIQOSストアおよびIQOSオンラインストアにて発売します。

『IQOS 3 MULTI』でシリーズ初の連続使用が可能に

新たに登場する2機種のうち、フルモデルチェンジと言えるのが『IQOS 3 MULTI』。

IQOS本体(ポケットチャージャー)とホルダーを一体化し、ホルダー単体でダイレクトに充電できるように。これにより、『IQOS』ユーザーの多くが不満に思う「連続で吸えない」問題が解消され、75分のフル充電で連続10回の吸入が可能になります。連続使用が可能な競合の『glo(グロー)』を愛用しているチェーンスモーカーにとっても朗報と言えるのではないでしょうか。

25.4(W)×15.1(D)×119.3(H)mmとサイズの面でも大幅にコンパクト化し、シリーズ最軽量の重さ50gを実現。これまでもサードパーティー製の一体型デバイスは存在しましたが、ついにチャージ機能を備えたホルダーのみでスマートに持ち歩くことができる純正品が登場したワケです。

一体型デバイスに加え、専用ACパワーアダプター、専用USB Type Cケーブル、クリーニングツール、クリーニングスティック、ユーザーガイド、保証書を同梱。カラーバリエーションはウォームホワイト、ブリリアントゴールド、ステラ―ブルー、ベルベットグレーの4色。好みに合わせてカスタマイズできるアクセサリーも用意される予定です。

よりスタイリッシュになった『IQOS 3』

『IQOS 3』は現行モデルの『IQOS 2.4 Plus』をベースにサイズの縮小や充電時間の短縮に着手した後継モデル。チャージャーとホルダーを分離した従来のスタイルをそのまま踏襲しています。

46.3(W)×22.3(D)×114.7(H)mmにコンパクト化したチャージャーは、手のひらにフィットする滑らかなデザイン。本体の側面にフタを備えたサイドオープニングシステムを採用し、チャージャーのフタが閉まらない、いわゆる“ツメ折れ問題”に対処していることが見て取れます。

14.4(D)×92.3(H)mmのホルダーは全方位対応のデザインを採用し、向きを気にせずチャージャーに格納が可能。マグネット式のためカチャっとハマる心地よさを感じることができます。チャージャーを逆さまにしてもホルダーが滑り落ちることはありません。

ホルダー充電の待ち時間も短縮され、吸入1回分にかかるチャージ時間が『IQOS 2.4 Plus』と比べて約40秒スピードアップ。チャージャーのフル充電は120分で、ホルダー20回分の充電が可能です。電池寿命は約2倍に。

ポケットチャージャーとホルダーに加え、専用ACパワーアダプター、専用USB Type Cケーブル、クリーニングツール、クリーニングスティック、ユーザーガイド、保証書を同梱。カラーバリエーションはウォームホワイト、ブリリアントゴールド、ステラーブルー、ベルベットグレーの4色。オプションのアクセサリーで最大576通りの組み合わせを用意しています。

今回の発表から、ユーザーのニーズにしっかりと耳を傾けるフィリップ モリスの姿勢がうかがえます。これまでも『IQOS』の2台持ちは珍しくありませんでしたが、『IQOS 3 MULTI』への切り替え、『IQOS 3』と『IQOS 3 MULTI』の2台持ちなど、ユーザーのスタイルにあわせて選択肢が広がるモデルチェンジと言えそうです。

新型『IQOS』が発表されたグローバルプレスカンファレンスに先立ち、ガジェット通信ではスイスにある『IQOS』の研究開発施設を訪れてきました。その模様は後日レポートする予定です。

―― 面白い未来、探求メディア 『ガジェット通信(GetNews)』

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