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1日3食でも陥る可能性のある新型栄養失調って? クリームシチューで子どもたちの栄養満点メニューを目指せ!

ガジェット通信 / 2018年11月5日 12時0分

手軽に食事をしやすく、洋食や和食など料理のバリエーションも豊富な現代の日本。しかし、1日3食の生活を続けていても、現代の子どもたちは栄養失調になるリスクがあることがわかったというのです!

8割の子どもに新型栄養失調のリスクあり!

日常的に3食しっかりと食べている6~8歳の子どもをもつ母親を対象に、直近3日間に子どもが食べた料理の食材と分量について調査を実施。食べた食材の栄養素を計測し、「鉄」、「カルシウム」、「ビタミンA・B1・B2・C」、「食物繊維」のすべての栄養素の必要量を1日以下しか摂取できていない状態を新型栄養失調のリスクありと定義し調査したところ、83%の子どもたちが、新型栄養失調のリスクありの結果に!

「炭水化物」や「たんぱく質」「脂質」の三大栄養素は必要量を摂取できているものの、三大栄養素の働きを調整し助ける役割を果たす栄養素「ビタミン」、「ミネラル」、「食物繊維」をあまり摂取できていないことが判明。「ビタミン」、「ミネラル」、「食物繊維」が慢性的に不足すると、新型栄養失調になるといわれていることから、現代の子どもたちにもそのリスクがあることがわかりました。

新型栄養失調とは?

新型栄養失調とは食事による「カロリー」は足りているのに、ビタミン・ミネラル・食物繊維など必要な栄養素が不足している状態のこと。「○○だけ」「○○抜き」といった偏った食事などが原因となり、疲れやすい・風邪をひきやすい・肩が凝るなどの体調不良を引き起こしてしまいます。最近では、老若男女問わず偏食が原因となり新型栄養失調になる方が増えています。

管理栄養士の伯母直美先生は、「炭水化物(パン・麺・ご飯)、たんぱく質(肉・魚料理)、脂質は、外食でも摂取しやすいのですが、体の成長に欠かせないビタミン・ミネラル・食物繊維といった栄養素もバランスよく摂取するのは難しいと言われています。成長期に必要とする栄養素が不足すると、お子さんの体と心の成長にも影響を及ぼす可能性があります」と注意を呼びかけます。

そこで、ハウス食品が10月29日(月)より特設サイトおよび公式Youtubeチャンネルにて、子どもの食を考える特別授業ムービー『満点栄養教室』を公開。

動画では、子どもたちに3日間の晩ごはんの絵を描いてもらい、そこに描かれた料理の栄養バランスを100点満点で算出し、採点。自分たちが作った晩ごはんの点数の低さにショックを受ける母親たちの姿が映し出されています。

伯母先生が「野菜が十分でない“お子さん好みのメニュー”を作ってしまいがち、という現実がある」と言うように、動画の中でもお母さんたちが「子どもが好きなもの中心になってしまいがち」「自分が買うもの(食材など)も同じものが多く、その中で作れるメニューになる」と栄養の偏りについて打ち明けています。

栄養不足にはクリームシチューがオススメ!?

そこで、お母さんたちのお悩み解消に提案されているメニューがクリームシチュー。実は、戦後の慢性的な栄養不足を補うために学校給食で生まれたのが小麦粉と脱脂粉乳を使った「白シチュー」なんだとか! クリームシチューが日本で生まれた料理ということにも驚き!

子どもたちの栄養不足を補うために誕生したクリームシチューは、現代の新型栄養失調対策にもオススメだと言います。

クリームシチューは肉類、魚介類、乳製品等からたんぱく質を摂取でき、定番野菜のじゃがいも、にんじん、玉ねぎや旬野菜のブロッコリー、レンコン、白菜、かぶ、ほうれん草、小松菜、きのこなどからビタミン・ミネラル・食物繊維が摂取しやすいメニュー。

さらに入れる食材を選ぶ際に、彩りを基準に考えると栄養バランスも整いやすくなります。

また、子どもたちが好きなクリーミーな味付けで苦手な野菜なども食べやすく、一つの鍋で食材をすべて煮込んでいるため、通常であれば水に溶け出し失われてしまう野菜の栄養素を摂取できるのも良いところ!

栄養バランスの良いクリームシチューレシピ&作り方

伯母先生が提案する、ビタミン・ミネラル・食物繊維をバランスよく取り入れたクリームシチューのレシピを公開。栄養を摂取しやすい作り方のポイントも!

<材料:5皿分>

鶏もも肉… 大1枚(300g)

玉ねぎ…中1・1/2個(300g)

じゃがいも…中2個(300g)

にんじん…小1本(150g)

マッシュルーム…1パック(100g)

ブロッコリー…1個(300g)

クリームシチュールウ…(5皿分)

牛乳…150ml

サラダ油…小さじ2

☆栄養を摂取しやすい作り方のポイント

・にんじんは皮をむかずに、そのまま使用しましょう。

・ブロッコリーは花蕾だけでなく、茎の部分も皮をむいて直接入れ、蒸し煮にしましょう。

・ビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富なきのこも入れましょう。

これからの季節にぴったりな、ほっこり温まる優しい味わいのクリームシチューを献立に取り入れて、日々の食事が栄養満点に近づけるよう目指してみてはいかがでしょうか。

動画:子どもの絵から浮かび上がった事実とは!? #満点を摂ろう

https://youtu.be/5W4RrUhi29g

参考:動画内の採点基準について

小学生の子どもたちを集めて、直近3日間に食べた料理を絵に描いてもらいました。管理栄養士・旬菜料理家伯母直美先生ご協力のもと、描かれた絵の中の食材に含まれる「鉄、カルシウム、ビタミンA・B1・B2・C、食物繊維」を小学生の必要摂取量と比較し、100点満点にて算出しました。

子どもたちに描いてもらった絵の中から、一般的なメニューであること、子どもが好きなメニューであることを基準に選定し採点した結果、全体の平均点は48.3点。

クリームシチューのある献立(サラダ・ライス)は91.5点。クリームシチュー単品だと75.6点。

満点栄養教室 特設サイト:

https://housefoods.jp/data/manten/index.html

―― やわらかニュースサイト 『ガジェット通信(GetNews)』

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