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パリ初のヌーディストレストランが開店から1年あまりで客不足のため閉店 服を着た店員に不満の声も

ガジェット通信 / 2019年1月12日 20時0分

2017年にパリで初めてオープンしたヌーディストレストラン“O’naturel”が、来月に閉店することが決まりました。

同店は2017年11月にパリで初のヌーディストレストランとしてオープン。フランスにはおよそ460のヌーディストのためのキャンプ場・ビーチ・公園などがありますが、冬でも全裸で暖かく食事ができるのはこのレストランくらいなものということで開店当初は人気を集めました。

来店客はまずロッカールームで服を脱いで生まれたままの姿になり、カメラ付きの携帯電話なども預けなければなりません。20テーブルほどの店内では、ミニマリスト好みの質素な内装とは打って変わって、ラム肉やロブスター、フォアグラ、エスカルゴといった高級食材を使った本格的なフランス料理のコースディナーを提供。椅子のカバーは毎回取り替えられるなど衛生面にも配慮していました。しかし、法律により店員だけは服を着ていなければならなかったため、「ヌーディストレストランの精神に反する」と不満を漏らすお客さんもいたそうです。

歴史的に裸体主義への理解があるフランスでは、国内に270万人ものヌーディストがいると推計され、同店も彼らの需要をあてにしていたようですが、発案したオーナー自身がヌーディストでない時点で、やはりどこか理解が足りなかったのかもしれません。

動画:Nudist restaurant opens in Paris – BBC News(YouTube)

https://www.youtube.com/watch?v=6KQFAilSP54[リンク]

参考までに、こちらは開店当時のニュース動画。お客さんの4割ほどは女性だったということですが、エロさはまったくなく、和気あいあいと食事を楽しんでいます。というか、えっちなことを考えるのはマナー違反とされます。

画像とソース引用:『independent.co.uk』及び『YouTube』より

https://www.independent.co.uk/travel/news-and-advice/paris-nudist-restaurant-closes-onaturel-naturist-france-shut-down-a8717466.html?utm_medium=Social&utm_source=Twitter#Echobox=1546963791

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