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一方ロシアは:世界最寒の村オイミャコンでエクストリーム寒中マラソン開催 気温はなんと-52℃!

ガジェット通信 / 2019年1月15日 13時0分

オイミャコンとは

・ロシア・サハ共和国にある人口500人ほどの小さな村

・北半球の最低気温-71.2℃を観測したとされる

・凍結してしまうため水道はない

・天然の温泉が流れ込むため凍結しない川から水を調達する

・釣った魚は瞬時に凍りつきそのまま保存するので冷凍庫いらず

・洗濯物は干した瞬間に凍りつきその氷を払い落とせば乾燥完了

・寒すぎて細菌やウイルスも増殖しにくいため村人はめったに風邪をひかない

・屋外にあるトイレの小屋で用を済ます時だけは村人も寒さがこたえるらしい

この時期、あえて寒さを楽しみながら走る寒中マラソン大会は海外にもあるが、ロシアの寒中マラソンはひと味違う。先日、世界で最も寒い村として知られるオイミャコンで開催された寒中マラソンは、なんと気温-52℃の中で行われた。エクストリームにもほどがあるだろっ!

動画:Coldest Race in the World(YouTube)

https://www.youtube.com/watch?v=xbyUraHaZAg[リンク]

走る以前に立っているだけでも命がヤバいこの寒中マラソンに参加したのは、21歳から71歳まで16人のよく訓練されたロシア人選手たち。5、10、20、30、42kmのカテゴリに分かれて、-52℃という極寒の中を走り始めた。

残念ながらフルマラソンを完走できた選手はいなかったが、Emissa村の村長さんが39km地点まで走り、その時点のタイムで3時間53分を記録。他にも、ヨーロッパのマラソン大会で4回の優勝経験があるStepan Lytkin選手は20km地点で2時間25分をマーク。最年少21歳の選手が1時間8分で10kmを走り、最年長71歳の選手が2時間半で15kmを走るなど、この環境のレースとしてはちょっと信じられない記録が報告されている。ロシア人はもはや体の構造が我々とは違うとしか思えないぞ。

ランナーの1人、Sargylana Neustroyevaさんは、「世界一寒いこの寒中マラソンを見るためにオーストラリア、台湾、日本、インドから来ていた観光客はみんな驚いていたよ。今年が初めての試みだったけど、来年もきっとやる。世界中からの参加を待っているよ」と語った。寒さ耐性と健脚に自信のある人は、来年、ぜひ挑戦してみてはいかが?

画像とソース引用:『siberiantimes.com』及び『YouTube』より

https://siberiantimes.com/other/others/news/coldest-race-in-the-world-is-run-at-52c-in-yakutia/[リンク]

―― 見たことのないものを見に行こう 『ガジェット通信』

(執筆者: ろくす)

―― やわらかニュースサイト 『ガジェット通信(GetNews)』

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