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スーパーグルメ長野編 『ポンちゃんラーメン』~素朴な魔力を持つ長野のローカルインスタントラーメン

ガジェット通信 / 2019年1月18日 7時0分

スーパーで買えるご当地グルメ」を紹介する「スーパーグルメ」、今回は信陽食品『ポンちゃんラーメン』をお送りします。

『ポンちゃんラーメン』は60年以上売られている長野のご当地インスタントラーメンなのです。

『サッポロ一番』(サンヨー食品)および『明星チャルメラ』(明星食品)の発売が昭和41年(1966年)、『ポンちゃんラーメン』は昭和39年(1964年)の発売ですのでかなりのロングセラーと言えるでしょう。(ちなみにインスタントラーメンの最古は『チキンラーメン』(日清)の昭和33年)

長野に住んだことのある40代以上であれば、かつてローカルCMで流れていた「ボクんち、ポンちゃんラーメンだー♪」という素朴なメロディーに聞き覚えがあるのではないでしょうか。

https://youtu.be/GmI3W_6n6qc

そんな『ポンちゃんラーメン』を入手したのでレビューしてみたいと思います。

素朴でシンプルなパッケージが全てを体現している

『ポンちゃんラーメン』はしょうゆと味噌、2種類の味が販売されています。

今回購入したのは『ポンちゃんラーメン・しょうゆ 5食パック』。入手場所となるスーパーマーケットは『ツルヤ長野南店』です。

パッケージには発売以来変わることなくそこにいる“ポンちゃん”の姿がありました。

中身はフライ麺とスープの袋のみ。まあ、普通の袋麺ですよね。

調理もオーソドックスな3分煮込んでスープを入れるというスタイル。まさしく普遍的な昭和生まれのインスタント麺です。

おすすめの具材に従って、メンマや卵、わかめなどでトッピングしてみました。

ストレートなしょう油スープの中毒的なうまさ

ほんのり太めのフライ麺がまとうスープは、まっすぐなしょうゆの香り。味自体めちゃくちゃシンプルなんですが、これが何とも後を引く魔力を持っているんです。

駆け引きなしのド直球な「これぞしょうゆラーメン!」と言わんばかりの味わいのスープ。「昔のインスタントラーメンってこうだったよね」と共感を求めたくなるようなノスタルジーがポンちゃんラーメンのスープには溶け込んでいます。

試しに『サッポロ一番 しょうゆ味』との食べ比べもしてみました。

先に申し上げておきますが、今回食べたサッポロ一番も(皆さんご存知の通り)かなりの美味です。スープはチキンとしょう油をベースに様々な旨味を利かせ、シンプルと思わせつつもめちゃめちゃ手が込んでるイマドキの美味しいインスタントラーメンに仕上がっています。どのメーカーも歴史の中で工夫に工夫を重ね、シンプルな中にも複雑さが感じられるような味わいを作り上げてきたことでしょう。

対する『ポンちゃんラーメン』も(おそらくは)60年の中で進化をしてきたと思うのですが、すごいのは根底に時代感を保っている点。“昭和”がスープの中に残っているとでも言いましょうか、初めて食べた人にも「懐かしい」と思わせるような味わいなのです。『ポンちゃんラーメン』は長野という土地の中で、とある時間の味を守り続けてきたインスタントラーメンなのだと言っても過言ではないでしょう。

食べ終わってからもかなり後引くこの味、是非とも実感してもらいたいです。

せっかくなので昭和スタイルで食べてみよう

さてさて、インスタントラーメンの“昭和あるある”な食べ方と言えば、「鍋からの直食い」ですよね。一人暮らしの頃を思い出して布団の上で麺をすするのもオツではありませんか。めっちゃ親に怒られるやつですけど。

スープの中に時代の記憶がある『ポンちゃんラーメン』、思い思いのスタイルでみなさん楽しんでみてください。

この味、多分ハマると思いますよ。

信陽食品 | ポンちゃんラーメン

http://www.shinyo-f.co.jp/wordpress/ponchan.html

―― 面白い未来、探求メディア 『ガジェット通信(GetNews)』

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