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イチロー「現在の野球はまったく違う野球になった。本来、頭を使わなきゃ出来ない競技。日本がアメリカの野球を追従する必要なんてない」発言に称賛と共感の声

ガジェット通信 / 2019年3月22日 15時35分

マリナーズで活躍してきたイチロー選手が、3月21日に東京ドームで行われたMLB開幕第2戦をもって引退を発表した。引退会見では、現在の野球に苦言を呈す場面もあった。

日本で9年、アメリカのメジャーリーグで19年、合計28年間というプロ野球選手人生を歩んできたイチロー選手。日本人でもメジャーで長く活躍できることをその姿で示し、多くの野球ファンや視聴者に夢や楽しみを与えてきた。

そんなイチロー選手に、「今後、イチロー選手の出ない野球をどう楽しんでいけば良いのか?」という質問が記者から飛んだ。

この問いにイチロー選手は、「2001年に僕はアメリカに来てから、この2019年現在の野球はまったく違う野球になりました」と切り出し、「頭を使わなくても出来てしまう野球になりつつあるような……。選手も現場にいる人達はみんな感じていることだと思うんですけども。しばらくはこの流れは止まらないと思うんですど、これがどうやって変化していくのか、次の5年、10年」と未来を想像するように考えを巡らせる。

そして、「本来は野球というのは……、ダメだな、これ言うとなんか問題になりそうだな(笑)」と笑って、次の言葉を濁す場面も。

しかし、意を決したように「本来は(野球は)頭を使わなきゃ出来ない競技なんですよ。でもそうじゃなくなってきているのが、どうも気持ち悪くて。野球の発祥はアメリカですから、その(発祥であるアメリカの)野球がそうなってきているということに、危機感を持ってきている人ってけっこういると思うんですよね。だから、日本の野球がアメリカの野球に追従する必要なんてまったくなくて、やっぱり日本の野球は頭を使う面白い野球であってほしいなと思います。アメリカのこの流れは止まらないので。せめて日本の野球は、決して変わってはいけないこと、大切にしなくてはいけないものを大切にしてほしいなと思います」と語った。

この発言に、会見を見た視聴者からは、

・それだ!それがイチロー選手に一番言って欲しかった事!あなたが言うから説得力がある!

・イチローが今、思うところがあるのはデータに基づいて作られる戦略を自分で考えず、プランを実践するだけという流れに対してか…

・イチローじゃないけどノムさんも最近の(日本の)野球は面白くないから現場に行かないって話してたし。アメリカの野球を思考停止で模倣していく流れにはなって欲しくないと感じた。

・ノムさんが野球を語る時にいう話だから一流のみがわかる事なのかもしれない。この辺りTBSあたりで一度ノムさんとイチローの対談をやって、見解を聞いてみたい。

・フライボールレボリューション。バレルゾーンだね。 メジャーでは既に主流。日本ではまだまだ。日本で流行ってほしくないんだろうね。

・野球は打って投げて走るスポーツと思われてるが、実は頭を使う野球こそが野球の面白さの本質だと思う。

・多くの野球人が思ってることを語ってくれた

・これはすばらしい金言

といった感想がSNSにあがり、約一時間半という長い会見の中でも「特に印象深かった」とコメントする人も多かった。

他、詳しい会見内容についてはコチラの記事で↓

イチロー引退後の監督の可能性に「絶対に無理。僕は本当に人望がない」今後は草野球選手に?

https://getnews.jp/archives/2135522

イチロー「妻に3000個のおにぎりを握らせてあげたかった」「懸命に生きる愛犬の姿が感慨深い」選手生活支えた家族へ感謝

https://getnews.jp/archives/2135528

―― やわらかニュースサイト 『ガジェット通信(GetNews)』

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