「装着したらまるで図書館のよう」高音質・ハイブリッドノイキャン・Bluetooth5.0 全部入りのワイヤレスヘッドホンの支援終了まもなく『Mu6/ミューシックス』
ガジェット通信 / 2019年3月22日 19時0分
今回は“進化したノイズキャンセリング機能”を搭載した、ワイヤレスヘッドホン『Mu6』(ミューシックス)の実機を体験できましたので、インプレッションを含め紹介したいと思います。
『Mu6』は現在、クラウドファンディング『Makuake』で支援募集中を行っているプロジェクトですが、既に目標金額を大幅に上回る支援を達成しています(※記事執筆時点で1332%!)。
このヘッドホンの特徴は大きく4点。
・充電スタンドと本体のスタイリッシュなデザイン
・ANC(ハイブリッド式アクティブノイズキャンセレーション)機能で、通常モード/周囲の音をカット/周囲の音の取り込みが可能
・高級感あるイヤーカップで極上な付け心地と優れた遮音性
・アプリ制御により、イコライザーや各種機能変更が可能
まず見た目。
ステンレス製スタンドのマグネット式ワイヤレス充電パッドにヘッドホン本体を接続すると充電が開始されます。充電中を知らせるスタンド上部の青いライトが非常にムーディーです。『Mu6』の場合、ヘッドホン置き場に困るどころかインテリアの一部としても活用できそうなスマートなデザインとなっています。
スタンドからの充電はUSBマイクロB、ヘッドホン本体へ直接充電する場合はUSB-C端子を用います。両者の併用はできませんのでその点はご注意を。
そして、一番の特徴とも言えるANC/アクティブノイキャン。
ANCボタンを押すと、ANCオン、トランスペアレンシーモード、ANCオフ、の3モードに切り替えられます。
ANCオン:周囲の音を遮断し、音楽だけを際立たせます。音楽を停止すれば周囲の音が入ってこなくなるので、仕事や勉強に集中したい時の“デジタル耳栓”としても活用できます。
トランスペアレンシー:ヘッドホンを付けたままでも周囲の音すべてが聞き取れるようになります。声に反応したい時、音楽を聴きながら会話も必要な場合、街中を歩く場合などなど、注意が必要な場面で活用できそうです。
ANCオフ:ノイズキャンセリングはオフとなりますので、ANCオンの場合よりは外来ノイズが聞き取りやすくなります。いわゆる従来のヘッドホンとして使うモードの模様。
イヤーカップには合成皮革プロテインを使用し、非常に柔らかな装着感でした。サウンドドライバには40mmのダイナミックドライバーを使用しています。まずANCオフで実際にいくつか聴いてみたのですが、自然な低音域がわずかに強調されたチューニングであり、トータルバランスが良い印象でした。
高音のツヤ、低音の厚みを保持しつつも自然なバランスなので、長時間聞いていても耳が疲れにくそうな音作りです。1ドライバながら各音域の分離性能もまずまず。
トランスペアレンシーモードにしてみると、中音域を中心に音が引っ込み、さすがにややこもり気味の音質になります。しかしながら、用途を考えたらこれは妥当でしょう。
オフィスで試したのですが、ヘッドホンをしているのに周囲の音がきちんと聞こえるのはすごいと感じました。空調の音や打鍵の音、足音、咳払いなどもよく聴こえます(笑)。これなら話しかけられてもすぐに反応できそう。
ANCオンの場合はどうでしょうか。ANCオフと気を付けて聞き比べたのですが、楽曲の音質について「大きく変わる」というほどの変化は即座に感じられませんでした。すごく気を付けて数回聞くと「若干、圧縮されてるかな?」くらいの印象です。
すごいのはノイキャンの効果。話し声や雑音の多いオフィスが、まるで図書館のような静けさに一変しました。ANCオンで装着した時の静けさは独特です。一番聞こえやすかったのは他の人の打鍵音ですが、かすかな物音程度になりました。
ANCオンの場合、音楽を小さくしても周囲の音はノイズキャンセリングされているので耳への負担が少なくていいな、と思いました。この静けさは音楽なしでも使いたいところです。
また『Mu6』ではQualcomm Apt-X LLコーデック、Bluetooth5.0を採用。従来よりより強い接続性を保ちつつより高いレベルの音質を担保します。
充電時間は2時間、電池の持続時間はBluetoothのみの場合で35時間、BluetoothとANC機能を用いた場合は24時間となっています。
他社比較をしても、まさに“全部入り”の機能を備えた『Mu6』。価格は支援プランによって異なりますが、記事執筆時点で1万9600円(税込)のものが確認できました(ちなみに一般販売予定価格は税込み2万8000円となっています)。
プロジェクトの終了日は2019年03月29日 23:59です。
気になる方は、『Mu6』プロジェクトページで詳細をお確かめください。
―― 表現する人、つくる人応援メディア 『ガジェット通信(GetNews)』■進化したノイキャン機能で、極上の音楽ライフを。高音質ワイヤレスヘッドホンMu6 | クラウドファンディング – Makuake(マクアケ)
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