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映画史に残る“恐ろしすぎた”映画『ヘンリー』特別上映 若かりしマイケル・ルーカーが演じる連続殺人鬼の日常[ホラー通信]

ガジェット通信 / 2019年3月25日 23時0分

絶望映画二本立て。

日本での劇場初公開が決定し、底なしの絶望的なクライマックスを迎えるとの触れ込みで話題を集めている『ザ・バニシング -消失-』(1988)。この公開を記念して、もうひとつの“恐ろしい映画”『ヘンリー』の特別上映が決定した。

関連記事:「ただ知りたかった 悪の限りを」 失踪した恋人をめぐる二人の男の狂気『ザ・バニシング -消失-』予告編

『ヘンリー』は1986年に製作されながら、その内容のあまりの恐ろしさからMPAA(アメリカ映画協会)によってX指定を受け、一時お蔵入りとなった。『13日の金曜日』のような観客を楽しませるホラー映画を望んでいた出資会社は、本作の観客を突き放すような冷徹な内容に唖然としたという。その後、1990年にようやくアメリカで劇場公開され、日本では1992年に公開されている。

内容は、全米で300人以上を殺害したと云われる実在の連続殺人鬼、ヘンリー・リー・ルーカスの日常を淡々と綴った犯罪スリラー。流血や残虐シーンはほとんどないにもかかわらず、作品の放つ空気と徹底したドキュメンタリータッチの描写で観る者を戦慄させる。新聞各紙は、「これが本物の恐怖映画だ」「素晴らしい出来の映画であり、えげつないまでに不快な映画」とレビューしている。

殺人鬼ヘンリーを演じるのは、近年『ウォーキング・デッド』のメルル役や、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のヨンドゥ役で人気を集めたマイケル・ルーカー

本作は『ザ・バニシング -消失-』上映館での特別上映となり、日によっては『ザ・バニシング -消失-』とのハシゴ鑑賞もできるタイムテーブルが組まれるとのこと。これ以上ないほど気が滅入りたい人にはうってつけの、絶望映画二本立てだ。

概要

『ヘンリー』

<ストーリー>

14 歳の時、虐待を繰り返す母を殺害したヘンリーは、相棒のオーティスとその妹ベッキーとの奇妙な同居生活をはじめる。だがヘンリーは、次第に本能的ともいえる殺人への衝動が抑えられなくなっていく。そしてヘンリーに惹かれるベッキーの様子を見たオーティスが嫉妬、共同生活は惨劇と化していく。

◆監督・製作・脚本:ジョン・マクノートン

◆出演:マイケル・ルーカー、トム・トウルズ、トレイシー・アーノルド、キャム・ヘスキン

1986 年|アメリカ映画|カラー|83 分|スタンダードサイズ|原題:HENRY: PORTRAIT OF A SERIAL KILLER|1992 年劇場公開作品

提供・配給:キングレコード

『ザ・バニシング -消失-』上映館にて特別上映!

・シネマート新宿:4/23(火)、4/28(日)

・シネマート心斎橋:4/13(土)、4/19(金)

・名古屋シネマテーク:5/4(土)~5/10(金)

・シネモンド:5/4(土)~5/10(金)

・出町座:上映時期未定

・シネマルナティック:上映時期未定

※上映時間未定

(C) 1986 MALJACK PRODUCTIONS

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