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日本より先行かつ安い 中国の民間ロケット企業が再利用可能ロケットの打ち上げ回収実験に成功

ガジェット通信 / 2019年5月6日 12時0分

日本の民間企業単独では初となる“ホリエモンロケット”の打ち上げ成功が話題になっているが、中国の民間ロケット企業にはもっとすごい技術を持つところもあるようだ。

日本ではほとんど報道されなかったが、先月、中国のロケット開発製造会社のLinkSpaceが、再利用可能なロケットの2回目の飛行・着陸実験に成功した。

山東省竜口の試験場から打ち上げられた全長8.1メートル、重さ1.5トンのRLV-T5ロケットは、可変推力液体ロケットエンジンを噴射して垂直に高さ40メートルほどまで上昇し、そのままホバリングしてから30秒後に、今度は垂直の姿勢を保ったまま着陸することに成功した。着陸目標地点との誤差は30cm以内だったという。

打ち上げたロケットのメインエンジンを逆噴射して垂直に着陸・回収するには高度な姿勢制御技術が求められ、現在この技術を獲得しているのはSpaceXとブルーオリジンなど大手数社しかない。会社設立からわずか5年のLinkSpaceが成功したことはまさに快挙と言える。

同社では今年中にもこの再利用技術を継承したより大型のRLV-T6ロケットを完成させ、さらに2021年には高度500kmの軌道に200kgの衛星を打ち上げ可能なNewLine-1ロケットを初飛行させる予定。順調に運べば将来的にはNewLine-1の打ち上げコストは3.3億円未満に抑えられる見込みだという。

画像とソース引用:『Twitter』及び『鳳凰網』より

https://twitter.com/Linkspace_China/status/1119600403090292737

https://news.ifeng.com/c/7m0FR8t85fU

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