1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. IT総合

SpaceXがパラシュートで落ちてくるフェアリングの船上回収に初成功 ゲーム&ウォッチでこんなのあったよね

ガジェット通信 / 2019年6月27日 15時30分

SpaceXは24日、現行ロケットでは最大級の打ち上げ能力を持つファルコンヘビーの3回目の打ち上げに成功しました。初めての夜間の打ち上げということもあり最も難しいとされた打ち上げミッションでしたが、搭載した24個の衛星を宇宙に届け、外側2本のブースターの回収にも成功。

そして、あまり注目されていませんでしたが、このミッションではフェアリングの回収にも初めて成功していました。

フェアリングとはロケットの先端を覆う円錐筒状のカバーのこと。打ち上げ時にかかる強い圧力と熱に耐え、適切なタイミングで分離することなどが求められることから、作るのには高い技術力が必要とされ、フェアリングを作ることのできるメーカーは世界でも数社に限られています。SpaceXはこれを自前で製造していますが、1対のフェアリングを作るのに600万ドル(約6.5億円)もかかっているということです。

通常、フェアリングは海に沈んでその役目を終えるのですが、徹底的な打ち上げ費用削減を掲げるSpaceXは6.5億円を削減するために、一見するとやや原始的にも見える方法でフェアリングを回収・再利用しようと挑戦してきました。その方法とは、巨大な網を張った船で、パラシュートで落ちてくるフェアリングをキャッチすること。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください