潜水艦から作業ロボットに変形する水中トランスフォーマー「Aquanaut」
ガジェット通信 / 2019年8月1日 19時0分
IEEEスペクトラムが、水中で潜水艦から作業ロボットにトランスフォームするロボット、「Aquanaut」の動画を公開しています。この“水中トランスフォーマー”Aquanautは、米テキサス州に本社を構えるHouston Mechatronics社が開発しました。同社は、NASAに28年勤務したエンジニアのMatthew Ondlerさんが立ち上げたスタートアップ企業です。昨年、同社は2000万ドル(約21億8000万円)の資金調達に成功しています。
Meet Aquanaut, the Underwater Transformer(YouTube)
https://youtu.be/shimvNXyVtw
厳密に言うと自立型潜水艦でもあり、遠隔操作型作業ロボットでもあるAquanautは、水中の目的地まで自動で移動することができます。1回のミッションで移動できる範囲は最大で200キロ。
作業対象に近づくと、潜水艦から作業ロボットに変形し、前方から2本アームが出てきます。操作は遠隔操作で人間が行います。従来のようなジョイスティックによる操作ではなく、マウスをクリックすることで操作を行うことができます。
アームの先にあるロボットハンドで繊細な作業にも対応。
作業内容に応じて形状の異なるロボットハンドを使いこなします。
軍事用だけでなく宇宙開発用にも技術の転用が利きそうなAquanautですが、具体的にどういった用途での実用化が現実のものとなるかが気になります。
※画像:YouTubeより引用
https://www.youtube.com/watch?v=shimvNXyVtw
※ソース:
https://spectrum.ieee.org/automaton/robotics/industrial-robots/houston-mechatronics-raises-20m-to-bring-nasa-expertise-to-transforming-robot-submersibles
https://www.houstonmechatronics.com/aquanaut/
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