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新型コロナウイルスに便乗するマルウェア「Emotet」 障害福祉サービス事業者のメールを装った手口も

ガジェット通信 / 2020年2月20日 17時15分

インターネット・セキュリティ企業のチェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズが2月13日に公開したブログ記事で、新型コロナウイルスに便乗した「Emotet」と呼ばれるマルウェアに注意するよう呼び掛けています。

January 2020’s Most Wanted Malware: Coronavirus-themed spam spreads malicious Emotet malware

https://blog.checkpoint.com/2020/02/13/january-2020s-most-wanted-malware-coronavirus-themed-spam-spreads-malicious-emotet-malware/[リンク]

特に日本では障害福祉サービス事業者からのメールを装った手口から、「Emotet」に感染するケースが確認されているとのことです。

実例で見るネットの危険:「新型コロナウイルス」に便乗する攻撃メール

https://blog.trendmicro.co.jp/archives/23740

「Emotet」と呼ばれるウイルスへの感染を狙うメールについて

https://www.ipa.go.jp/security/announce/20191202.html

日本でもトレンドマイクロや情報処理推進機構が注意を呼び掛けています。

トレンドマイクロ及び情報処理推進機構では、具体的な対策として以下を推奨しています。

・身に覚えのないメールの添付ファイルは開かない。メール本文中のURLリンクはクリックしない。信頼できる送信元からのメールに見える場合でも、公式サイトに記載されている詳細を確認し、連絡先情報を確認する

・オペレーティングシステム(OS)、アプリケーション、セキュリティソフトは最新の更新プログラムを適用し、常に最新の状態にする

・不審なメールに添付されたWord文書やExcelファイルを開いてしまい、マクロやセキュリティに関する警告が表示された場合、「マクロを有効にする」、「コンテンツの有効化」というボタンはクリックしない

・メールや文書ファイルの閲覧中、身に覚えのない警告ウインドウが表示された際、その警告の意味が分からない場合は、操作を中断

・スパムメール対策のフィルタが適切に設定されていることを確認

・身に覚えのないメールや添付ファイルを開いてしまった場合、すぐにシステム管理部門等へ連絡

・必要最小限の権限以外は一切許可しない「最小特権の原則」に従う

リアル世界でもバーチャル世界でもウイルスの脅威にさらされている日本。一人一人が危機意識を一層強く持つ事が被害を受けない・被害を拡大させない第一歩ではないでしょうか。

※画像とソース:

https://blog.checkpoint.com/2020/02/13/january-2020s-most-wanted-malware-coronavirus-themed-spam-spreads-malicious-emotet-malware/

https://blog.trendmicro.co.jp/archives/23740

https://www.ipa.go.jp/security/announce/20191202.html

(執筆者: 6PAC)

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