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「かわいい」「楽しそう」の声続出! Twitterで話題のティラノサウルス風外骨格恐竜「うちのシロ」製作秘話

ガジェット通信 / 2020年7月3日 16時0分

手作りプラネタリウム・手作り3D映像の全国出張投映や工作教室の出張指導を行っているヒゲキタさん(@higekita1)が、道端を散歩するティラノサウルス風の「うちのシロ」の様子をTwitterで公開。約19000のRTと74000以上の「いいね」を集めて、「かわいい」「楽しそう」といった声が寄せられています。

「男の子ならみんな大好きなデカイ恐竜を暇になったら作ろうと思っていた」というヒゲキタさん。「もう30年近く前、『公文のペーパークラフト ティラノサウルス』というのを買って作ったことがある。これを拡大して段ボールで作ったらデカい恐竜が作れると、もう一冊買ってきて5倍に拡大して作った。同じシリーズでゴジラを作った時に“これ、中に入れるのでは?”と思った」といいます。ただ、「ティラノサウルスは体(脚)の構造が違うから無理かな、とも思っていた」とのこと。

「ところが『ジュラシックパーク』後、リアルな恐竜ライブイベントが行われてきた。脚の構造はどうなってるのだろうと調べてみると、本格的な逆関節義足、追随して動く逆関節、ふくらはぎの後ろにそれっぽいものをくっつける、などいろいろ手法がある。『KIT REX』という段ボール恐竜の組み立てキットの大きなサイズのものは人間が装着して軽快に走れる」といろいろ調べた結果、「本格的な逆関節の義足(エイリアンレッグ)を自作している人もいるのだがかなり難しい」「リアルライブ恐竜は中の人は見えないが、脚は逆関節に見えるように造形してある」と構想しつつ、「暇ができたので作るしかないとなった」といいます。

素材について「中に人が立って入るとするとかなりな大きさになる。段ボールでは強度が足りなくなる。となると木かアルミでフレームを作ることになるがこれも難しい。ペーパークラフトをそのまま拡大できて強度があって軽い素材、プラ段を使うことにした」と語るヒゲキタさん。「CADなどのデジタル技術はないのでアナログな方法でやる。まずは設計図を5分の1で描いて、ペーパークラフトを作り、ばらして展開図を5倍に拡大してプラ段で作る。ノリシロは無しで穴を開けて結束バンドで締めるだけ」といいますが、やはり大きなサイズを作るのはかなり大変だったと推察されます。

「胴体には昔使っていたバックパックのアルミフレームを取り付けて全体を背負う。脚→胴体→足→尻尾の順で作って後ろ半身で歩けるか確認。この時点ではうまく歩けたのだが、前胴体と頭をつけて歩いてみたところ膝が干渉してぶつかって歩きにくい。脚を作り直した。尻尾を分割して揺れるようにし、牙や舌を付け、ヒモを引っ張って口が開けられるようにした。目は『KIT REX』を真似して、おもちゃで使われる“動眼”風にした」とのこと。

製作期間は約1ヶ月。全長4.5m、重量12kgとのことですが、驚くべきことに材料費は約1万円。

「分割して軽1BOXに積みこめるのでどこへでもいける。30分ほどで組み立て装着できる」とのことですが、「中は暑い。携帯扇風機や水筒が必要になるだろう。窓をいくつか開けたが視界は悪く、人や物にぶつからないように案内人が必要」といいます。

「白いプラ段は光が透けるので内部にLEDイルミネーションをつければエレクトリカルパレードになる。広告やロゴマークを付けて歩けばチンドン屋的なこともできるだろう。今後は公園などに出没してイベントなどにも出演したい」というヒゲキタさん。何より大きさがインパクトありますが、子どもが集まるところに行けば人気確実なのではないでしょうか。

※画像提供:ヒゲキタさん

https://twitter.com/higekita1/status/1277731987214659584 [リンク]

―― 表現する人、つくる人応援メディア 『ガジェット通信(GetNews)』

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