アクティブノイズキャンセリング入門に最適 Mpow Japanの1万円を切る完全ワイヤレスイヤホン「X3 ANC」レビュー

ガジェット通信 / 2020年7月17日 20時0分

2~3万円台の価格帯が中心のアクティブノイズキャンセリング(ANC)機能を搭載する完全ワイヤレスイヤホンの中で、9980円(税別)というインパクトある価格を実現したMpow Japan「X3 ANC」のレビューをお届けします。

世界の30以上の国と地域で展開する“ファストガジェットブランド”のMpowが日本法人Mpow Japanを設立し、第1弾製品として発表されたX3 ANC。日本向けのパッケージ、日本語で丁寧に解説されたマニュアルが、日本市場への本格進出を印象づけます。

本体と充電ケースに、イヤーピースはハードタイプとソフトタイプを3サイズずつ同梱。様々なユーザーの耳にフィットし、外からのノイズを防ぐノイズキャンセリング効果と快適な装着感をもたらします。充電ケースの端子はUSB Type-Cで、充電用ケーブルが付属します。

10mm径のドライバーを採用し、再生周波数帯域は20Hz~20kHz。耳に装着して外側のくぼみ部分にタッチセンサーを搭載し、音楽の再生/停止、音量調整、着信応答といった基本操作ができるほか、SiriあるいはGoogleアシスタントの音声アシスタント起動にも対応します。本体はIPX4等級の防水に対応し、雨の中や濡れた手でも操作可能。

充電ケースのフタの裏に、技適マークとPSEマークをプリント。ANCがオンの状態でもイヤホン単体で6時間、充電ケースを併用すると最長24時間の再生が可能になります。

専用アプリは特になく、充電ケースから本体を出してスマートフォンなどのデバイスとBluetoothでペアリングすればすぐに使用可能。装着感は良好で、長時間装着していても疲れにくい印象です。内蔵マイクによる通話にも対応するので、通常は音楽を聴きながら、オンライン会議でもそのまま使用する使い方ができそうです。

サウンドは中高音と低音のバランスがよく、自然な音色。専用ソフトでイコライジングや音色のチューニングができるわけではないですが、聴きやすいサウンドに仕上がっています。お気に入りの音楽をずっと聴いていても、聴き疲れのしないサウンドを目指したというメーカーの説明がしっくり来る印象です。対応コーデックはSBC/AAC。

本体マイクで拾った周囲のノイズと逆位相の波形を生成してノイズを除去するANC機能は、通常はオフの状態。右耳のタッチセンサーを長押しすると「ポッ」と信号音がしてANCがオンになります。ノイズキャンセリングの度合いは外音を完全にカットするほどは強くありませんが、音楽に集中できる環境を作るのに十分な性能。難聴を防ぐ意味でも、ANCをオンにして小さ目の音量で音楽を楽しむ習慣をつけるとよいのではないでしょうか。

「イヤホンはノイズキャンセルにして小さめの音量で聴いて」 騒音性難聴について耳鼻科医が警鐘

https://getnews.jp/archives/2566310

高価格帯の製品のように外音を取り込む機能や、ノイズキャンセリングの程度を調整する機能はありませんが、ANC搭載の完全ワイヤレスイヤホンを初めて手に取る入門機としては最適なのではないでしょうか。X3 ANCは、7月17日から販売を開始しています。

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