ドラマ『誰かが、見ている』佐藤二朗さんインタビュー「慎吾君も汗っかきで助かりました」

ガジェット通信 / 2020年10月1日 12時0分

脚本/監督・三谷幸喜氏&主演・香取慎吾氏のタッグ再び! Amazon Original ドラマシリーズ『誰かが、見ている』がPrime Videoで配信中です。

2004年の大河ドラマ『新選組!』をはじめとして、2018 年に上演された舞台『日本の歴史』 など大きな反響を得た魅力的な作品を創り出してきた両氏のタッグが今回お送りするのは “シットコム”。 “シットコム”とはシチュエーションコメディの略で、海外で親しまれているドラマ ジャンルであり、同じ舞台と主要キャストで繰り広げるコメディドラマの形式です。三谷幸喜さんならではの洒落た会話や、思いがけない仕掛けの数々が展開され、最高に贅沢なドラマとなっています。

失敗ばかりなのになぜか憎めない主人公・舎人真一と、書斎の壁に偶然発見した「穴」から真一の生活を覗き見するのを楽しみとしている隣人・粕谷次郎を中心としたシチュエーションコメディーとなる本作。今回は、粕谷次郎を演じた佐藤二朗さんにお話を伺いました!

――本作大変楽しく拝見させていただきました。

佐藤:ありがとうございます。僕も一言で言えば楽しくやらせていただきました。スタジオに120名くらいお客さんを招いてその前で演じたので、それだけなら舞台なのですが、そこに何台もカメラがあるという。お客さんはドラマの撮影風景を見ている様な感じで、でも笑い声は反映するという、僕自身シットコム自体は経験があるのですが、このタイプは初めての経験で新鮮でした。三谷さんの本が面白いのは言うまでもありませんが、共演者の皆さんとの息も回を追うごとに合ってきて、非常に楽しかったです。

――粕谷次郎というキャラクターを演じるにあたり、三谷さんからはどんな事を言われましたか?

佐藤:三谷さんとお話した時に、僕が『やっぱり猫が好き』(三谷幸喜作品、1988-1991)の名前を出したら、「あれよりはしっかりと台本通りの作品です」と言われました。今回はお客さんの前で芝居をするわけですが、お客さんが驚くからといって、リハーサルとは違う、突拍子の無い事をして笑わせたり、というのは僕はあまり好きじゃないんですね。三谷さんもそうだと思います。それをやって良い作品もあると思うけれど、基本的にはリハーサルでやったことの中で共演者同士が互いに高め合っていくことが大切だと思います。お客さんの笑い声が入るので、ノッてくる部分はあると思うし、ノッてくるのは良いのだけど、リハーサルと違う事をするというのはしないようにしていました。

――香取さんとの共演はいかがでしたか。

佐藤:慎吾君とは何度か共演したことはあるのですが、本作の様に長回しでご一緒するのは初めてですし、絡む量もダントツで多いです。実は、この慎吾君と長い時間お芝居が出来るという所が今回一番楽しみにしている事でした。『SMAP×SMAP』のニワさんという美輪明宏さんをモチーフにしたコントがあって、僕も少し出ているのですが、慎吾君のことを「怪物的だな」と思っていたんです。「俺も頑張らないといけないな」と思わせてくれる俳優さんです。今回は舎人というかなり個性的なキャラクターで、しっかりなりきる、という部分もそうですし、三谷さんの面白い会話の応酬を表現する力も素晴らしいなと思いました。

――改めて魅力的に感じられたわけですね。お話を聞いていると、素晴らしい現場だったのだろうなと伝わってきます。

佐藤:慎吾君は静かに全体を見守ってくれている座長で。そして三谷さんもそんな慎吾君を深く理解してるようで、本当に素敵な現場でした。僕は今回の座組みの中で年長者でしたし、三谷さんから「セリフを間違えたり忘れても、撮影はそのまま続きます」と言われていたので、「これは、僕が引っ張っていこう!」という想いで挑みました。しかし、1話目の撮影はじまって7秒くらいでセリフを忘れてしまい、頭が真っ白になってしまい、「誰か俺にセリフを教えろ」と逆ギレして、お客さんも気付いて笑っていましたね。……でもまあ、楽しい現場でした。撮影を止められないという緊張感がまた、楽しかったです。

――長回しで撮影しているからこそ、二朗さんの本気の汗も見ることが出来ますよね!

佐藤:そうそうそう。ハンカチを常に忍ばせていましたね。僕は子供の時から汗っかきなんですよ。今はなき、シアタートップスという劇場で「ちからわざ」(佐藤二朗さん主宰の劇団)の公演をやった時に、その劇場の控え室が奈落で、はしごを登ったらすぐ舞台なので、僕がいきなり汗だくなものだから、お客さんからは「こいつまだ何もしてないのに汗だくだな」と見られていたりね。そのくらい汗っかきなんです。でも、今回ありがたかったのが、慎吾君も汗っかきなんです。舎人というキャラクターが特に動く役なので、俺以上に汗をかいていて、いつも2人で笑っていました。

――その臨場感がまさに本作の大きな魅力だと感じました。

佐藤:シチュエーションコメディということで、みんなが常にアタフタしているので、そのライブ感というか、本物の汗の感じも楽しんでいただければと思います。

――今日は楽しいお話をどうもありがとうございました!

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https://getnews.jp/archives/2723761

『誰かが、見ている』 AmazonPrimeVideoにて独占配信中

脚本/演出: 三谷幸喜

出演: 香取慎吾、佐藤二朗、山本千尋、長野里美、宮澤エマ、夏木マリ ゲスト出演:くっきー!(野性爆弾)、西田敏行、髙嶋政宏、寺島進、稲垣吾郎、山谷花純、近藤芳正、松岡茉優、橋本マナミ、八嶋智人、さとうほ なみ、小日向文世、大竹しのぶ、新川優愛、小池栄子(登場順)

制作プロダクション:株式会社 ギークサイト、株式会社ギークピクチュアズ

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