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『ザ・マスクド・シンガー』MC大泉洋インタビュー「海外のフォーマットの中にいる自分が面白い」「名曲の力を実感」

ガジェット通信 / 2021年9月14日 8時0分

Amazon Original 番組『ザ・マスクド・シンガー』が、9月3日(金)よる8時より、Amazon Prime Video(以下、Prime Video)にて独占配信中です。『ザ・マスクド・シンガー』は、個性溢れるコスチュームに身を包んだ12名のマスクドシンガーの圧倒的なパフォーマンスバトルと、中の豪華スターの推理を楽しむ、新感覚の音楽ライブエンターテイメント。

本作のMC には俳優の大泉洋さん、番組を盛り上げるパネリストにはMIYAVI さん、Perfume、水原希子さん、バカリズムさんと様々なジャンルで活躍する多彩な顔ぶれが勢ぞろい。果たして一体誰がゴールデンマスクの称号を手にするのか? 番組の魅力を大泉洋さんにお伺いしました!

ーー海外で大人気の番組の日本版となる『ザ・マスクド・シンガー』ですが、実際にMCとして参加されていかがでしたか?

大泉:皆がマスクをつけていて、誰が歌っているかわからない。それがシンプルなんだけど面白いですね。それぞれのマスクドシンガーの方が全部面白い。しっかりショーとして成立しているから、そこがうまいところだと思いますね。これは確かにどの国でやっても面白いでしょうね、という。マスクの中身が誰もが知っている有名人というのがまたミソですよね。誰もが知っている人が本気で一流のパフォーマンスを見せてくれるし、歌うイメージの無い方もたくさんいて。よく考えた番組だなと感心しました。

ーー映像でも迫力がすごいので、生で近くで歌声を聴いて、すごい迫力だったのではないかと思います。

大泉:歌が上手い方ってたくさんいるんだなあと感心しましたし、中には大物アーティストの方もいますから、目の前で歌を聴けてお得感もありました。正体が分かってから「この人こんなにうまかったんだ!」と驚く、本業歌手じゃない方も素晴らしかったですね。

ーーあの豪華なマスクをつけたままで歌えるというのもすごいですよね。

大泉:大変だったと思います。スタジオでは、すごくゼエゼエ聞こえてきて。マスクをしている分、見た目を取り繕わなくていい、見えてないからやけにゼエゼエしていましたね(笑)。皆、勝ちたいから真剣なんですよね。

ーーマスクドシンガーの皆さんは決勝に残る時用に、あのクオリティで6曲用意されているんですよね。ビックリしました。

大泉:そうなんですよ、負けた人は本気で悔し涙を流したそうなんですよね。マスクドシンガー一人にチームがついていて、チームで演出を考えているので、マスクドシンガーに勝って欲しいし、まだまだ聴かせたい曲もあるし……ということで負けると本当に悔しかったみたいで。

中には最後の「投票の時間です」という時に、「次のパフォーマンスが本当にすごいです、お願いだから入れてください」と懇願する人もいたりして。そうだよね、俺でもそう思うもんなと。

ーー正体を当てる推理の面白さもありますね。

大泉:クルービデオというヒントになる映像が出るので、それを見ると面白いですし、僕とマスクドシンガー、僕とパネリスト、マスクドシンガーとパネリストの会話でじわじわと分かってくるのでは無いかなと思います。

中にはヒント出しすぎちゃった人もいましたから。「私あなたとカラオケ行ってます」って言っちゃった人がいて、候補がグググと狭まっちゃったんです(笑)。

後はやっぱり歌声。中には一発でバレちゃう人がいますから。声が名刺代わりというかね。「ああ、あの人だ…」っていう。正体が分かっているからもっと聴きたいというのもありましたね。

【動画】『ザ・マスクド・シンガー』予告編映像

https://www.youtube.com/watch?v=F37uekhV7AE

ーー海外のバラエティ番組らしい1MCのスタイルとなっています。挑戦してみて楽しかったことや大変だったことを教えてください。

大泉:やっぱり、進行まで自分でやらないといけないのは大変ですね。いつもは進行はきちんとしたアナウンサーの方がいて、自分がいてという事が圧倒的に多かったので。今回は全部一人でやらないといけず良くも悪くも自分で好き勝手にやるしかないから、気を遣わないっていう意味では自分のタイミングで好きなことをするという楽しい面もありました。

両方の良さがあるんですけど…僕はやっぱり誰かいてくれたほうが好き勝手やれて楽しいかな。息が合えば、自分一人でやるよりも息抜きになりますし、相方という立場の方がいる方が自分の笑いの助けになるというか、その方とのやりとりで笑いが起こることもあるし。でもものすごく気を遣う方と2人だったら1人の方がいいですしね。すっごい大御所の俳優さんとかだったら(笑)。

ーーすごくカッコよく登場したり、マイクを投げたり、大泉さんを取り巻く演出も見どころですよね。

大泉:フォーマットが決まっているのでね、マイクも投げます。何か知らないけどマイクも投げるわけですよ(笑)。逆らう余地はないんですよ。海外のフォーマットの中に僕がいるっていう違和感も面白いんじゃないですか。違和感だけどやりきっている面白さというか。日本ではこういう演出ってなかなか無いですよね。MCが「ウワ〜〜!!」とか言って両手あげて騒いだり、それが楽しいですね。

1回目の収録で初っぱなから失敗してるんですが、マスクをとったら髪がぐちゃぐちゃで、ひどい髪型だったので、やり直させてもらいました。お願いだからそこだけやらせてくれって。でも本国は僕の髪型はどうでも良かったみたいですね。「Mr.Oizumiはもともと髪の毛セットしてんのか?」みたいな感じで興味なかったみたいですよ。どうして誰も言ってくれなかったってくらい、ひどい頭だったんですけど。

ーー大泉さんも歌がすごくお上手ですが、大泉さんがこの番組にマスクドシンガーとして出演するなら、どの曲を歌いたいですか?

大泉:いやあ私も出たいんですよ!この番組。曲は、『また逢う日まで』(尾崎紀世彦)は歌いたいですね。とにかく私は歌い上げたい人なのでね。あと歌っていて気持ちいいのは郷ひろみさんの『言えないよ』。最近ですと、ヒゲダン(Official髭男dism)も覚えたから歌いたいなと思うんですけど、キーが高すぎるんですよね。でもキーを下げるのは嫌なんですよ。あと、覚えたので『白日』(King Gnu)も歌いたい。カラオケに行った時とかに、若いスタッフにリクエストされて歌うものの、ちっとも歌えないから悔しくて練習したり。なんなんでしょうね、昭和の歌と違って今の歌って何回聴いても覚えられない。

ーー難しくて歌えなかった経験から、練習するのが素敵です!

大泉:歌うのってやっぱり楽しいし気持ち良いんですよね。娘と一緒に歌ってばかりですから。最近はずーっとゴダイゴの『銀河鉄道999』を歌ってるんです。僕が歌うんで、娘も覚えて。「journey to the stars〜♪」の部分を娘と輪唱していくのが楽しくて。名曲は世代を超えますね。古い歌でも娘が一発で歌える様になるっていうのが、名曲なんだなって見てますね。もちろんBTSも聴いているけど、ゴダイゴも歌うっていう。名曲の力ってすごいなあと実感しています。

ーーこの番組でも歌の素晴らしさ、歌声の素晴らしさを皆さん楽しんでくれるのではないかと思います。今日は楽しいお話をどうもありがとうございました!

『ザ・マスクド・シンガー』

配信開始日:2021年9月3日(金)よる8時より配信開始

話数:本編9話 初回3話 以降毎週金曜順次配信

出演:MC:大泉洋 パネリスト:MIYAVI、Perfume、水原希子、バカリズムほか(ゲストパネリスト出演予定)

(c)2021 Amazon Content Services LLC

▼大泉洋さんスタイリストクレジット

ヘアメイク 西岡達也(Leinwand)

スタイリスト 九(Yolken)

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