お笑いファン・芸人から大注目!「シシガシラ」インタビュー 結成時エピソードからM-1優勝への想いまで
ガジェット通信 / 2022年2月6日 12時0分
2018年結成のお笑いコンビ「シシガシラ」。浜中英昌さん、脇田浩幸さんによる新しい“ハゲ漫才”がお笑いファンを中心に高い評価を得ています。昨年12月には、所属する東京・ヨシモト∞ホールのレギュラー看板芸人に昇格。2月21日にはトークライブ『トルコキキョウ』の開催と、ますますの活躍が期待されています。
コンビ結成から、今年の目標についてなどなど、お2人にお話を伺いました!
――本日は色々とお話を伺わせていただきます。お2人とももともと別のコンビを組んでいましたが、「シシガシラ」を結成したのはどんなきっかけだったのですか?
脇田:もともと、僕と浜中は一緒に旅行に行ったりプライベートで交流があって。僕が前のコンビを解散して、1人で何もしていない時期に、先輩の芸人さんと話している時に「コンビ組みたくて、こういう相方を探してます」と言っていたら、すぐ「それって浜中じゃねーか!」と言われて。僕も「たしかにな」と思って、浜中をステーキ屋さんに呼び出して、高級サーロインステーキを食べさせて「ちょっと僕と組んで欲しいんだけど」と誘いました。でも最初は断られました。
浜中:肉だけ食って帰りました。
脇田:きっぱりと断って、さっぱりと帰りました(笑)。でも、その1週間後に浜中から電話がかかってきて「まずはお試しでやってみますか」と言われて、半年くらいはお試しとしてコンビを組みました。
――一度断った浜中さんが、コンビになろうと思ったのはなぜなのですか?
浜中:初めて出た2018年の『M-1グランプリ』でいい漫才が1本できて手応えを感じて。「あっ、これはコンビを組もう」と思ったんです。
脇田:ある日、いつもどおり喫茶店でネタ合わせしていた時、急に「脇田さん、ちょっといいですか」と言われて「お待たせしました。コンビを正式に組みましょうか」と。それを聞いて僕は「いいの? ポップじゃないよ、オジさんだよ」と再三確認しました。
――何かプロポーズとか、交際が始まる前の雰囲気ですよね(笑)。
脇田:そうなんです(笑)。「いいの?俺でいいの?」って。僕らのやり取りを見ていた喫茶店のオジさんが「なんだあいつら?」って顔をしてたのが忘れられません(笑)。
浜中:「あいつらどういう関係なんだ?」っていう(笑)。
脇田:実は浜中は最初EXITみたいにポップなネタをやるコンビになりたかったみたいで。
浜中:もう無理だと思っていますけどね(笑)。
――お2人が芸人になろうと思ったきっかけを教えてください。
浜中:僕は子どものころから目立ちたがり屋の性格だったんで、サッカー選手か芸人の2択で考えていました。サッカーは高校のときに上には上がいることが分かって諦めて、芸人を目指しました。
脇田:高校が全寮制の厳しい学校だったんです。その寮では全くエンタメがなかったんですけど、唯一持ち込めたのがラジオで。小さなラジオで「ナインティナイン」さんのオールナイトニッポンを聞き始めて、大好きになって。ラジオがきっかけで友達も出来たり。それがきっかけで芸人に憧れる様になりました。
――今ラジオを続けているのも、脇田さんのラジオ好きの影響があるのですかね?
脇田:そうですね、やっぱり芸人が好きになったきっかけでもあるので。本当にラジオが楽しくて!
【公式】シシガシラ 漫才 『放送禁止用語』
https://www.youtube.com/watch?v=zgAJN9NcPzg
――今年はお2人の活躍の場所が増える一年になるかと私も楽しみにしているのですが、2022年の目標を教えてください。
浜中:M-1優勝です。シシガシラはM-1のために組んだと言っても過言ではありません。
脇田:同じくです!
――コンビを結成した2018年にM-1に初出場し準々決勝進出、その後も出場し続けていますものね。
浜中:なかなか準決勝の壁が厚くて…。M-1はコンビ結成15年目まで出場出来るので、資格自体は2033年まで出来るんですけどね。
脇田:2033年には僕52歳ですから(笑)。
――2021年に最年長優勝された、「錦鯉」の長谷川さんより年上になるわけですね。
浜中:もう、そこまではしんどいですね(笑)。M-1に出場するまでの準備って本当に体力使うので。本当、はやく優勝出来る様に頑張ります。
――2月21日に開催されるトークライブも楽しみにしている方が多いと思います。
浜中:ラジオでトークをしてきた中から、好評だったものも取り入れたりできれば、と思っています。
脇田:僕らは、ネタ先行のイメージが強いですが、ライブでトークも面白いと証明したいのでぜひ見ていただきたいです。とはいえ、ネタもやります!ゲストの「カナメストーン」も仲良しで、すごく面白いので楽しみにしていただきたいです。
――最後に、浜中さんの特技「釣りあるある」と、脇田さんの特技「ヘアゴムとばし」についてお聞きしたいです!
浜中:僕は釣りが好きで、釣りをしている時に起こることとか、周りの人の言動を“あるある”としてインスタグラムに投稿していました。もうネタ切れしていて更新していないのですが(笑)。
脇田:浜中は最近ゴルフにはまっていて、ゴルフの話ばっかりなんですよ。素振りとかもしょっちゅうしていて。ゴルフの話って、していない人にとっては一番意味わからないなんですよね。
浜中:周りには「もう釣りは捨てたのか」と言われます。でも釣りも好きです!
――スコアから専門用語から独特のものが多いですよね(笑)。脇田さんのヘアゴムとばしはどんな技なのですか?
脇田:僕の頭にヘアゴムをはめて、手をつかわずに少しずつ上に寄せていって飛ばすという…。特技って書けば書くほど、何がひっかかるか分からないので書いているんですけど、最近あまりやっていません(笑)。
――ぜひ、TikTokなどショート動画を投稿していただきたいです!今日は本当に楽しいお話をありがとうございました
「シシガシラ」プロフィール
https://profile.yoshimoto.co.jp/talent/detail?id=8846
シシガシラトークライブ『トルコキキョウ』
日程:2月21日(月) 開場20:10 開演20:30
会場:ヨシモト∞ホール
出演:シシガシラ
ゲスト:カナメストーン(マセキ芸能社)
チケット:前売1,800円 配信1,200円
※見逃し視聴は2月23日(水)20:30まで(チケットの販売は同日12:00まで)
◆劇場チケットはこちら
◆オンラインチケットはこちら
撮影:オサダコウジ
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