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都道府県別のお酒に強いランキングが遺伝子検査で判明! 1位青森、2位沖縄、最下位は?

ガジェット通信 / 2022年2月10日 18時0分

お酒の強さの話題になると「東北出身の人は酒が強い」「いやいや、九州人だって酒に強い」なんて出身地別に言い争ってしまいがち。でも同じ人間なのに、育ってきた環境でそんなにお酒に対する強弱が変わるものなのでしょうか。

そんな素朴な疑問を解決してくれるデータが発表され、注目を集めています。

遺伝子解析によってお酒の強さを解析

先日、株式会社ユーグレナがユーグレナ・マイヘルスとジーンクエストの遺伝子解析サービスのゲノムデータをもとにした「お酒に強い遺伝子タイプが多い都道府県ランキング」を公開しました。

その遺伝子解析サービスでは個人の健康リスクや体質などについて遺伝子型を解析し、どんな病気にかかりやすいのか、どんな体質の遺伝があるのかを調べることができるのですが、過去のサービス利用者2万人以上のゲノムデータを用いて「二日酔い」という項目を遺伝子レベルで解析。相対的に「お酒に強い」と想定される遺伝子型(お酒を飲んでも二日酔いになりにくいタイプ)に該当する人の推定割合を都道府県別に算出し、数値化したのだそうです。

それでは早速見てみましょう。こちらが「お酒に強い遺伝子タイプが多い都道府県ランキング」トップ10になります!

お酒に強い遺伝子タイプが多い都道府県ランキング

1位 青森県

2位 沖縄県

3位 岩手県

4位 秋田県

5位 山形県

6位 宮城県

7位 富山県

8位 新潟県

9位 茨城県

10位 栃木県

なんと東北6県のうち福島県を除く5県がトップ10入り! 一方、個人的には九州の人もお酒に強いイメージがあったのですが、九州からはトップ10に1県もランクインしませんでした。

そしてランキングの結果を日本地図にしたデータも発表されていまして、それを見ると地域ごとの傾向がよくわかります。

こちらは青色の濃度がランキング順位を示していて、色が最も濃い地域がトップ10入りした都道府県。色が薄いほどランクが低かった都道府県ということになるのですが、東北地方から北陸にかけてわかりやすすぎるほどに青く染まっています。

また、対象的に近畿地方は全体的に色が薄くなっているのも目立ちますね。遺伝子レベルで見るとここまで地域差が如実に現れるものなのかと驚かされます。

こちらのランキングはプレスリリース等で配信されていたのですが、SNSではその結果を受けて「近畿の弱さ。意外」「これ見る限り東北って本当に強いんだね」「関東では茨城県が強いのか」「確かに…地元の女子会は大体日本酒のとっくりがゴロゴロ転がってた」などとさまざまな反応が上がっていました。

ちなみにランキング全データは以下のとおりです。皆さんのご出身の都道府県は何位にランクインしていましたでしょうか。

調査概要

調査方法:ゲノムデータの解析を元に調査

調査対象:「ジーンクエストALL」、「ユーグレナ・マイヘルス 遺伝子解析サービス」の利用者

対象者数:ゲノムデータ:21,371人

調査時期:2020年5月

調査項目:ゲノムデータ:「二日酔い(SNP:rs671)」の項目について、「お酒を飲んでも二日酔いになりにくいタイプ(遺伝子型:GG)」の推定割合を都道府県ごとに算出

※データはユーグレナ・マイヘルス調べ

※イラスト:ノジーマ

(執筆者: ピータン)

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