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ウィジェットの概念が新しい Amazonの15インチスマートディスプレイ「Echo Show 15」

ガジェット通信 / 2022年4月12日 15時0分

壁掛けやスタンドで使えるAmazonのAlexa対応スマートディスプレイ新製品「Echo Show 15」が、4月7日から国内でも出荷を開始しています。Amazonが開催したプレス向けの体験会で実機を触ることができましたので、Echo Show 15ならではのユニークな機能をピックアップして紹介します。

Echo Show 15は、15.6インチフルHDの大画面を搭載するスマートディスプレイ。壁掛け金具で壁に取り付けて使用でき、取り付け後は縦にも横にも設置することができます。電源は付属の1.5mのケーブルでACアダプターと接続し、コンセントが離れている場合は別売りの1.8mの延長ケーブルが使用可能。

別売りの専用スタンドで設置する場合は、角度を変更したり、回転させて縦にも横にも設置できます。

ユーザーがカスタマイズできる“Alexaウィジェット”を利用できるのが大きな特徴。カレンダーや買い物リスト、付せんなど、家族で共有したい情報を、大きな画面から一目で確認することができます。ウィジェットをタップすれば、それぞれの詳細が確認可能。

スマートホームのウィジェットでは、登録されたスマートホーム機器を画面のタッチで操作できるのが便利。

家族それぞれに適した情報を表示するために、内蔵カメラでユーザーを認識してパーソナライズしたウィジェットを表示する「ビジュアルID」の機能も新たに搭載しています。ユーザーごとにウィジェットギャラリーから選んだ配置でウィジェットを表示する他、そのユーザーが聴いていた音楽のプレイリストやおすすめを表示してカスタマイズすることができます。1.6インチ(40mm)のフルドライバーを2基搭載し、サウンドはなかなかパワフルな印象でした。

ビジュアルIDによるユーザー認識には、次世代型プロセッサーである「Amazon AZ2 ニューラル・エッジ・プロセッサ」を利用。コンピュータービジョンや会話をクラウド経由ではなくデバイス上で処理することで、プライバシーに配慮しています。カメラはプライバシーシャッターで物理的にふさぐことも可能。

大画面で映像コンテンツを楽しむ用途にも。Amazon Prime Video、Netflix、YouTube、TikTok、Paravi、ひかりTVといった対応サービスが利用できます。

Amazon Photosと連携してフォトフレームとしても利用可能。壁掛けの設置と相性がよさそうです。

付属の壁掛け金具は、壁に穴開けをしてネジで固定する必要がありますが、別売りの「壁美人壁掛け金具」を使用すると、壁に穴が開けにくい石膏ボードでもステープラーで固定可能。

Echo Show 15の価格は2万9980円(税込)。延長ケーブルは1780円(税込)、専用スタンドは3980円(税込)、壁美人壁掛け金具は3480円(税込)で販売しています。

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