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「絶対に買わないで」 『キャプテン翼』違法NFTについて公式Twitter&高橋陽一先生が注意喚起

ガジェット通信 / 2022年6月17日 17時30分

日本のサッカー漫画の金字塔『キャプテン翼』。高橋陽一先生が1981年より『週刊少年ジャンプ』で連載を開始し、国内外のサッカー選手にも大きな影響を与えていることを今更語るまでもないでしょう。

海外人気も高い『キャプテン翼』ですが、公式Twitter(@TsubasaPR)がマンガバース(MANGAVERSE)とフットボールメタバース(FOOTBALL METAVERSE)が立ち上げたとされるNFT(非代替性トークン)が違法であると注意喚起しています。

【緊急拡散希望】

FOOTBALL METAVERSE及びMANGAVERSEが発行するNFTはすべて違法なものです。『キャプテン翼』に関するNFTの権利は独占的に株式会社TSUBASAが管理しており、この両者は権利を有していません。『キャプテン翼』ファンの皆さん、このNFTは絶対に買わないよう、よろしくお願いいたします。

また、高橋先生自身(@0728takahashi)もTwitterで英語圏に向けて「海外のファンはまだ騙されている可能性が高い」と拡散を呼びかけています。

MANGAVERSEは、「マンガとアニメの文化を国際的な視聴者に広めることを目的としたNFTマーケットプレイス」で「マンガアーティストやスタジオとのコラボレーションを有しています」と主張。ただ、サイトでは『キャプテン翼』のNFTの購入を呼びかけるページを前面に出しています。

FOOTBALL METAVERSEはシンガポールに本拠を置き、「ゲーム業界で複数年の経験を持つ個人によって設立」としています。開設しているMediumによると、提携先の中国の会社New Chinese Fundが『キャプテン翼』の知的財産権を持つと主張しており、サイトでは『キャプテン翼』のほかに元イングランド代表のマイケル・オーウェンと元オランダ代表のヴェスレイ・スナイデルの画像も並んでいます。

代替不可能なデータとされるNFTは「著作権を証明する」「データの所有権を有することができる」と誤解されがちですが、保証もしくは譲渡される法的権利は完全に明らかになっているとはいえず、第三者により違法な資金集めの手段に使われることが懸念されていました。今後は、こういった事態が繰り返されることがないようなスキームを構築することが求められるのではないでしょうか。

※トップ画像:『FOOTBALL METAVERSE』より

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