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1日あたり約200点が発刊…… 紀伊國屋書店新宿本店「今日の新刊」「昨日の新刊」コーナー紹介ツイートに反響さまざま

ガジェット通信 / 2022年7月17日 10時0分

2017年に東京都選定歴史的建造物に指定され、耐震補強工事を続けていた紀伊國屋書店新宿本店。2Fは2022年4月にリニューアルされていますが、編集者の今野良介氏(@aikonnor)が「今日の新刊」「昨日の新刊」のコーナーについて「必見」とツイート。約10000のRTと18000近くの「いいね」を集めて話題となっています。

出版業界外の人に「書籍は年間約70,000点、1日200点くらい発刊されてる」と言うと「ちょっとよくわからない」と言われがちで、わたしも物量の実感としてよくわからなかったんですが、改装した紀伊國屋書店新宿本店の2階に

「今日の新刊」

「昨日の新刊」

という棚ができてます。

必見。ぜひ現場へ。

あえて「撮影OK」にしているこの棚。新宿本店の売場面積は1500坪で都内屈指の広さ。「さすが」「単純にすごい」「紀伊国屋本店くらいじゃないとこのコーナーは作れない」という声があったほか、「目があった本は運命の出会い」「携わった人のことを思うと全部の書籍が愛おしくなる」といった感想を持つ人も数多く見られました。

一方で、『陸上自衛隊ますらお日記』(KADOKAWA)の著者ぱやぱやくん氏(@paya_paya_kun)は、次のようにツイート。

本を出すときに編集者の人に「書店に置ける本は限られているので、出版は椅子取りゲームです」と言われました。1日に200冊出版されるので書店員さんに「これは売れる」と思ってもらわないとすぐに新しい本に差し替えになるようです。出版がゴールではなく、出版してからが本当の戦い…

「一日200点が刊行される中で注目を浴びるのは簡単じゃない」という声だけでなく、書店員経験者からは「毎朝大量に入荷してくる本を並べて、大量の本を返本しないといけない」「地域の本屋は保たない」といった反応も寄せられていた紀伊國屋書店の「今日の新刊」「昨日の新刊」コーナー。今野氏はこの棚を維持するための労力について、次のようにツイートしています。

毎日更新してるとすれば、毎日届く全ての本を元棚と別に一冊確保し、前日の200点を「昨日の新刊」の棚に移動させ、今日の分を配列し、一昨日の分を回収していることになる。

その手間をかけてでもやる意義を感じていて、やる意志があり、実際にやっている。その意図は個々人が現場で感じるしかない。

新宿本店文学売場リニューアル!地図を片手にご案内♪(YouTube)

https://www.youtube.com/watch?v=zNQl-YYd2AM&t=144s

※画像はTwitterより

https://twitter.com/aikonnor [リンク]

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