米アップルのティム・クックCEOと1時間のコーヒータイムを過ごせる権利に6000万円の入札価格！

慈善を目的としたオークションサイト「Charity Buzz」に、アメリカアップルのCEOであるティム・クック氏と、アップル本社でコーヒーを飲んで1時間過ごす権利が出品されている。

出品されたのは4月24日で、5000ドルで始まった入札価格は、その日の内に16万ドルまで上昇した。入札のペースは落ちたものの、5月1日現在は60万ドル（約6000万円）の入札価格がついている。

落札すると、落札者とその同伴者1名がクック氏とコーヒーを飲むことができる。ただしアップル本社を訪れる際に、機密保持の契約や保安検査を受ける必要がある。また時間中はツイッター、ブログ、SNSの使用は禁止。アップル本社までの交通費などは自己負担で、コーヒー代の支払いは不明だ。

なお経費を差し引いた収益金は、ケネディ元大統領の遺族らにより設立された慈善団体「The RFK Center for Justice and Human Rights」に寄付される予定。

入札可能期間は5月14日まで。どこまで上昇するか、本当にその金額が支払われるのか、注目が集まっている。

一方、日本でも「Charity Buzz」同様のオークションが開催されている。

東日本大震災の復興を目指して、東北3県の海岸線に緑の防潮堤を作る「森の長城プロジェクト」が、今年の2月21日にチャリティーオークションを開催した。同オークションで、鎧塚俊彦・川島なお美夫妻とともにワインとスイーツを楽しむ「ワイン＆スイーツの極上美食会」が出品された。5万円からスタートし、落札価格は11万円だった。寄付についての慣習の違いもあるだろうが、格の違いを感じる結果になった。

【関連情報】

Charity Buzz「Coffee with Apple CEO Tim Cook at Apple Headquarters in Cupertino, California」

https://www.charitybuzz.com/catalog_items/337478?source=carousel