Androidスマホのバッテリー持ちはどれぐらい進化した? ドコモ冬春モデル最新機種で一斉検証

ガジェット通信 / 2013年11月22日 18時0分

Androidスマホのバッテリー持ちはどれぐらい進化した? ドコモ冬春モデル最新機種で一斉検証

先日、ガジェット通信で「バッテリーが7日半持つ驚異の結果に! 『S4』後継の最新型スマホ『GALAXY J』の『緊急時長持ちモード』を徹底検証」

http://getnews.jp/archives/452581[リンク]

という、ドコモ『GALAXY J』の『緊急時長持ちモード』でバッテリーがどれぐらい持つかという検証記事を掲載しました。こちらは災害時などの緊急時に切り替えてバッテリーを長持ちさせるモードで、災害時を想定した利用で7日半持つという驚異の結果に。

では、最近のスマートフォンは通常モードでどれぐらいバッテリーが長持ちするように改良されているのでしょうか。『GALAXY J』に加えて、「3日持ち」をうたいドコモ冬春モデルの「おすすめスマートフォン」とされている『ARROWS NX F-01F』、『AQUOS PHONE ZETA SH-01F』、さらに人気機種の『Xperia Z1 SO-01F』の4機種をお借りして、検証してみることにしました。Androidスマートフォンのバッテリー持ちはどれぐらい進化しているのでしょうか。

●スペック値でバッテリー容量を比較

まず、4機種がどれぐらいのバッテリー容量を持つのか、スペックから確認していきましょう。

ARROWS NX:3200mAh

AQUOS PHONE ZETA:3000mAh

Xperia Z1:3000mAh

GALAXY J:2600mAh

スペックだけで見ると、バッテリー容量が多い上から順にバッテリーが持つ、ということになりそうですが、各社はバッテリー持続時間の向上のためにさまざまな技術を盛り込んでいます。

『ARROWS NX』では、ディスプレーのRGBの信号に白を加えた『WhiteMagicディスプレイ』の採用により、画面の消費電力を最大45%削減しつつ、従来と同等の画面の明るさを実現。『AQUOS PHONE ZETA』は『IGZO』液晶の搭載に加えて独自エンジン『FEEL artist』、省エネ技術の『エコ技』によりバッテリーを長持ちさせるとのこと。この2機種は突出した結果を出しそうな予感がしてきますね。

●『YouTube』動画の連続再生でバッテリー消費を検証

4機種で検証

バッテリーの持ちの検証は、以前大容量バッテリー搭載のモバイルルーターを検証したときと同様、『YouTube』動画を連続再生できるAndroidアプリ『PVSTAR+』を使用。「ガジェット通信」のキーワードで検索した動画をノンストップで連続再生していくことにします。

動作中はバッテリー監視アプリ『BatteryMix』でバッテリー残量のログを記録。バッテリーがなくなり電源がオフになるまで動画を再生し、再度充電して『BatteryMix』のログを確認してみることにしました。

参考記事:

イー・モバイル史上最速&大容量バッテリー搭載の『Pocket WiFi (GL09P)』 給電機能を利用してスマートフォン連続通信の限界に挑戦してみた

http://getnews.jp/archives/415503

●比較用にiPhoneでも検証

iPhoneでも検証

今回はAndroidスマートフォンの検証ですが、比較対象として『iPhone』の最新機種『iPhone 5s』『iPhone 5c』でも検証してみることにしました。いずれもバッテリー容量の値は正式に公開されていませんが、米連邦通信委員会(FCC)に提出された書類から類推した値が報じられています。

iPhone 5s:約1570mAh

iPhone 5c:約1507mAh

「iPhone 5s」のバッテリ容量、「iPhone 5」の10%増か(CNET Japan)

http://japan.cnet.com/news/service/35037175/

『iPhone』ではAndroidと同じアプリで検証することはできないので、プレイリストの連続再生機能があるiPhone版の『YouTube』アプリと、バッテリー監視アプリ『Battery Watch Pro』を使用しました。iPhone用のバッテリー監視アプリは詳細にログが残せるものが見つからず苦労しましたが、時間単位でログをグラフ表示できる同アプリを採用しています。OSもアプリの使用条件も異なるので、こちらの結果はあくまで参考としてご覧ください。

●Android 4端末の検証結果は?

Androidの4端末は、11月18日(月)の15時から検証を開始。それぞれどれぐらいバッテリーが持ったのでしょうか。

・ARROWS NX

ARROWS NXの結果

11/19(火)3時27分にバッテリーが0%に

→12時間27分動作

・AQUOS PHONE ZETA

AQUOS PHONE ZETAの結果

11/19(火)3時57分にバッテリーが0%に

→12時間57分動作

・Xperia Z1

Xperia Z1の結果

11/19(火)0時25分にバッテリーが0%に

→9時間25分動作

・GALAXY J

GALAXY Jの結果

11/19(火)1時05分にバッテリーが0%に

→10時間05分動作

動作時間が長かった順に並べると、

AQUOS PHONE ZETA:12時間57分

ARROWS NX:12時間27分

GALAXY J:10時間05分

Xperia Z1:9時間25分

という結果に。『AQUOS PHONE ZETA』『ARROWS NX』は12時間越えの結果をたたき出し、“電池持ちのツートップ”ともいえる結果に。バッテリー容量が2600mAhの『GALAXY J』は意外と健闘して10時間、『Xperia Z1』は最下位ではありますが、ほぼ変わらない約9時間半という結果になりました。

●iPhoneの結果は?

iPhone 5sの結果

『iPhone 5s』は11月20日(水)の12時5分から検証を開始して、電源が切れたのが21時過ぎ。ほぼ9時間動作したことになります。

iPhone 5cの結果

『iPhone 5c』は11月20日(水)の15時20分から検証を開始して、電源が切れたのは23時50分ごろ。動作時間は約8時半と、バッテリー容量の違いにもかかわらず健闘した結果に。

今回検証したAndroidスマートフォン4機種はいずれも5インチ、フルHDの大画面ながら、『iPhone』以上の連続動作が可能。特に『AQUOS PHONE ZETA』『ARROWS NX』は動画を再生したままでも半日以上バッテリーが持つという進化を遂げていることが分かりました。スマートフォンにバッテリーの持ちを重視する人は、検討候補に入れておいてもよさそうです。

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