どれが欲しい? 「iPhoneの次」を狙う未来型スマホが続々計画中

ガジェット通信 / 2014年1月15日 15時0分

どれが欲しい?「iPhoneの次」を狙う未来型スマホが続々計画中

スマートフォン市場の成長が世界的に伸び悩み始めている。ロイターによると、2013年に39%拡大した世界のスマホ市場が、今後4年間で成長率18%に鈍化。価格も徐々に下落していくという(IDCの調査より)。

そのため、世界のIT企業は成熟した消費者でも魅力的にアピールできる“未来のスマホ”の開発に力を入れている。グーグル・グラスのようなメガネ型端末から、ネタか本気かわからないような機能を搭載したものまで、計画中のものも含めると種類は実にさまざま。

そんな“未来のスマホ”に関するニュースを、以下にざっくりと紹介しよう。

●サムスンが「折りたためるスマホ」を2015年に発売予定

※動画URL:https://www.youtube.com/watch?v=pU0hb-2Srj4

これは同社が昨年11月6日のアナリスト向けイベントで発表。全貌は明らかになっていないが、当日の模様をウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は次のように伝えている。

“この会合に出席した大和証券のアナリスト、Jae H. Lee氏は「披露されたひとつ目のものはスマートフォンの(ギャラクシー)S3と同じくらいの大きさで、上下半分に折りたたむことができるものだった。女性のおしろい用コンパクトのようだ」と話した。また「両端を広げるとタブレットコンピューターのサイズになる、長財布サイズのものもあった」と語った。”(WSJ「サムスン、折りたためるモバイル端末の試作品を披露」より)

この発表に先んじてサムスンが市場に投入した「曲面スマホ」は不評だった。しかし、同社の真の狙いは機種を売ることではなく、先進的な技術の特許をとることで“未来のスマホ”市場をリードすることだと噂されている。

●アップルのiWatch発売で「スマートウォッチ元年」がやってくる

※動画URL:https://www.youtube.com/watch?v=LzPorAgInco

“未来のスマホ”のかたちを予想するうえで本命視されているのが腕時計型のスマホ、スマートウォッチ。動画で紹介した「Smile」のほかに、日本ではソニーが「SmartWatch2 SW2」を発売済み。

すでにスマートウォッチの多様化は進んでおり、スマホと連携できるだけのものから、電子マネー決済や健康管理(心拍数を記録する)ができるなど多彩な機能がウリの製品もある。

特に今年は、アップルの「iWatch」の発表が予想されていることから、「スマートウォッチ元年」になると市場では考えられているようだ。

●もうすぐ電子レンジやコートでのスマホ充電が当たり前に?

時計のように常に身につける端末は「ウェアラブル端末」と呼ばれているが、“ウェアラブルを突き詰めるとこうなりました”と言わんばかりの商品がすでに発売されている。それがMotiifのスマートコート「M」だ。

防水のトレンチコートに無線LANとワイヤレス充電機能を搭載し、まさにどこでも充電&Wi-Fi接続が可能となっている。

コートのほかには、東京大学の研究チームが電子レンジから出るマイクロ波でスマホの充電ができる装置を開発中との報道も。“未来のスマホ”では本体の機能革新だけでなく、周辺機器もまったく新しいものに変わっていくのかもしれない。

●近未来のスマホのアイデアに「自販機で購入」「潜在意識へアクセス」

動画URL:https://www.youtube.com/watch?v=htVm5EqEs6Q

日本でも“未来のスマホ”について考えるプロジェクトをKDDI(au)がスタート。「au未来研究所」と題した同プロジェクトでは、昨年12月に「未来ケータイのアイデア」の一般募集を行い、「自分の潜在意識とコミュニケーションができるケータイ」と「自販機で買えるケータイ」が選ばれた。

「潜在意識とコミュニケーション」では、スマホに脳と連携できるセンサーをそなえることで、“自分が本当に考えていること”を視覚的に表示する。また、「自販機で買えるケータイ」は、自販機に3Dプリンタを組み込むことで、自分好みのかたちにカスタマイズできるだけでなく、旅行先などプリペイドケータイが必要なときでも普段使っている端末と同じものが利用できるとしている。

コンセプトアニメを『攻殻機動隊SAC』、『東のエデン』の神山健治監督が手がけているように、同プロジェクトでは実現可能性よりもSF的な想像力に重きを置いている。ただ、SF的な想像力は一見バカバカしく思えたとしても、未来のある側面を先取りしていることが往々にしてある。

「時計がケータイになるよ」といった話さえ、iPhoneの登場以前なら「はあ?」というのが普通の反応だっただろう。今回挙げたようなスマホが本当に未来の市場で主流になるのか、それともまったく別のかたちが登場するのか。ワクワクしながら企業の動向をチェックしていきたい。

※画像は、au未来研究所サイトより

【関連情報】

au未来研究所

http://aufl.kddi.com/index.html

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