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あなたは大丈夫? 無線LANサービスを安全に使うための基礎知識5つ

ガジェット通信 / 2015年4月3日 20時0分

近年、個人でモバイルWi-Fiルーターを持っていなくても、公衆無線LANサービスが利用できる飲食店や商業施設などが増えてきています。しかし、インターネットセキュリティ会社のトレンドマイクロによると、街のいたる所に点在するアクセスポイントの中には暗号化などのセキュリティが設定されていないものも多く存在し、安易に接続してしまうとウィルス感染やサイバー犯罪のトラブルなどに巻き込まれてしまう危険性もあるといいます。そこで今回は、無線LANを安全に使うために今すぐ覚えておくべき基礎知識をご紹介します。

●無線LANを安全に使うために知っておくべきこと5つ

1.怪しいネットワークには接続しない

他人と同じネットワークに接続する場合は、のぞき見されるリスクがあることを心得ましょう。パスワードがかかったネットワークでも、悪意のある犯罪者が同じネットワークを利用すれば、容易にあなたのやり取りをのぞき見できてしまうのです。

ネットワーク名に「Free」や「Public」の付いたWi-Fiの中でも、名称が曖昧な無線LANに接続するのはNG。パソコンへ不正にアクセスされたり、ウィルスに感染する恐れがあるので注意しましょう。

2.Wi-Fiの自動接続設定を解除すべし

スマートフォンなどは、無線LAN機能を有効にしていると、過去に接続したことのあるWi-Fiスポットに自動で接続されてしまう場合があります。外出先ではWi-Fiスポットに勝手に接続してしまわないよう、設定をオフにしておくと良いでしょう。

3.電波の種類でセキュリティレベルが違う

接続しているネットワークが“WPA”や“WPA2”の電波を使用していることを確認しましょう。“WEP”は古い暗号化の形式なので、大事なやり取りや個人情報の入力は避けた方が安心です。

4.サイト種類でセキュリティレベルが違う

“https”で始まるサイトとは異なり、“http”で始まるサイトは暗号化されていません。個人情報やID・パスワードなどは入力しないようにしましょう。

5.家庭で使用する無線LANにも注意が必要

無線LANの電波は、直線距離で100メートル通信が可能と言われています。住宅密集地や都心のマンションなどにお住まいの方であれば、常に複数のネットワークが選択できる状態を目にしたことがあるでしょう。つまり、それだけネットワークに侵入されてしまうリスクも高まっているわけです。正しい無線LANを使っているつもりでも、「実は暗号化されていなかった」などというリスクにさらされている可能性もあるため、しっかりと設定を確認するように心がけましょう。

上記に加え、セキュリティソフトのインストールやデバイスのアップデートを適宜行うなど、普段からセキュリティ対策を万全にしておくことが重要です。便利な反面、同時にセキュリティリスクもあることを認識し、何か困ったことがあればすぐに専門機関に相談するようにしましょう。

※画像は『足成』より引用

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