JRAレパードS&エルムS「夏のダート重賞」で狙うべきポイントとは? 武豊エアスピネルに割引データ、レパードSは「アノ馬」が急浮上
ギャンブルジャーナル / 2020年8月8日 10時0分

今週はJRAでダート重賞のエルムステークスとレパードステークスが行われる。いわゆるJRAの夏競馬(7~9月)で行われるダート重賞は、この2レースと7月のプロキオンステークスのみなので、夏競馬最後のダート重賞レースでもあるのだ。
芝の重賞レースで夏競馬特有の傾向があるように、ダート重賞でもやはり夏競馬ならではの狙い方がある。今回はそんな夏のJRAダート重賞攻略をサポートするべく、このレースで狙うべきポイントを紹介しよう。
まずはエルムステークス。
レースが行われる札幌競馬場は、本州に比べて涼しい北海道とはいえ、やはり夏はそれなりの暑さだ。競走馬は暑さに強くない馬も多く、レース後に熱中症の症状が出る馬もいる。そういった意味で夏の暑さを経験し、そして好走している実績は必要だ。実際に8月に行われるようになった過去8年の優勝馬はすべて7~8月に2着以上の好走実績がある。
また好走馬の年齢は4歳から6歳までで、2016年以降の3着以内12頭はすべてがそれに該当。特に昨年は1~8着が4~6歳、9~最下位14着がすべて7~8歳馬という顕著な成績だった。やはり若さにはかなわないといったところか。
今年のエルムステークスには、エアスピネル、サトノティターン、ワンダーリーデル、ウェスタールンドといった人気上位の高齢馬が出走するが、これは嫌なデータだ。
体調維持が難しい夏ということもあり、臨戦過程と直近の成績は重要だ。過去8年の優勝馬8頭のうち、6頭は前走が7月で3着以内に好走。残り2頭も夏競馬に実績があり、重賞勝利もある実績馬だった。
暑い夏は斤量の負担も大きい様子。過去8年の優勝馬8頭は56㎏が6頭、57㎏と58㎏が各1頭。57㎏は延べ24頭が出走して【1.1.2.20】と今一つ。ただし58㎏は延べ7頭が出走して【1.2.1.3】とこちらは悪くない。中途半端に斤量を課された57㎏の実績馬は疑ってかかるのが賢明だろう。
さらに外国人騎手は過去8年で5度の騎乗も未勝利。ルメールも3度騎乗して2着が最高成績で、日本の夏の暑さは外国人騎手にとってプラスではないのだろう。相手には加えたいが、頭とするには不安がある印象。ルメールは今年札幌のダートで、連対率22.2%とすべての競馬場のダートコース中で最低数値となっており、強調材料も乏しい。
以上の要素から、エルムステークスの優勝候補をまとめると以下の通りとなる。
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