JRAコントレイル効果!? ワグネリアン、スワーヴリチャード輩出した東京スポーツ杯2歳SがG2昇格へ、クラシックを占う「最重要」ステップに待ったなし

ギャンブルジャーナル / 2020年10月20日 12時0分

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 19日、JRAは「令和3年度(2021年度)開催日割および重賞競走」について、京都競馬場整備工事に伴う開催の振替を行うとともに、東京オリンピック開催への対応および暑熱対策等を踏まえ、設定することをホームページで発表した。

 発表によると、近年競走内容が充実している東京スポーツ杯2歳S(G3)のG2への格上げを日本グレード格付管理委員会に申請するほか、開催日割の変更に伴い配置を整備するとされている。

 なお、重賞競走の賞金額、競馬番組上のルールの変更点、リステッド競走一覧、その他競馬番組に関する取り組み等については、11月中旬頃に改めて発表することが分かった。

 グレード昇格の指標となるのがレースレーティングとなるのだが、今年はG3の富士SがG2に昇格したことも話題となった。これ以外も近年では天皇賞・春(G1)の前哨戦だった大阪杯、ホープフルSが2017年よりGIとなった事例がある。

 なかでも東京スポーツ杯2歳SのG2昇格はむしろ遅すぎた感すらある。

 これまで数々の名馬の登竜門的な位置づけとなっていたレースでもある。このレースで好走した馬が後のG1馬となった事例は枚挙にいとまがない。

■過去10年、東スポ杯に出走経験のあるG1馬
19年コントレイル ホープフルS、皐月賞、日本ダービー
17年ワグネリアン 日本ダービー
16年2着スワーヴリチャード 日本ダービー、大阪杯
14年サトノクラウン 香港ヴァーズ、宝塚記念
13年イスラボニータ 皐月賞
11年ディープブリランテ ダービー
10年サダムパテック マイルCS

「G1の前哨戦として開催されるレースには、グレードを上回る他のレースよりも、本番と好相性のレースも珍しくはありません。例えば桜花賞トライアルのチューリップ賞(現G2)は、G2であるフィリーズレビューよりも好走例が多かったことも昇格を後押ししたといえるでしょう。

また、ホープフルSの前身であるラジオたんぱ杯2歳Sも、G3ながら芝2000m条件ということもあり、マイルG1である朝日杯FSよりも多くのクラシック活躍馬を輩出しています。

これらを考慮すると、東スポ杯のG2昇格は時間の問題だったかもしれません。特に昨年の勝ち馬コントレイルがクラシック2冠を無敗で制したことも昇格に一役買ったのかもしれませんね」(競馬記者)

 勿論、正式な昇格は認可されることが必要となるが、コントレイルが菊花賞を制することになれば説得力も増すだろう。

 無敗3冠を達成して、昇格を決定づけることができるだろうか。

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