JRAジャパンC(G1)「頂上対決」アーモンドアイ参戦が急浮上!? “体調万全”アピールで現実味……「呪縛」から解放で「意味深発言」の有言実行も
ギャンブルジャーナル / 2020年11月5日 7時0分

1日、東京競馬場で行われた秋の天皇賞(G1)を制し、史上初の芝G1・8勝を達成したアーモンドアイ(牝5、美浦・国枝栄厩舎)。過去の名馬たちが超えられなかった7勝の壁を初めて突破した偉業は、輝かしい記録として競馬史に刻まれることだろう。
クラブの規約で6歳3月までに引退することになっているとはいえ、アーモンドアイにはまだ現役生活が残されている。
天皇賞後、勝利騎手インタビューでC.ルメール騎手は「みなさん競馬場でアーモンドアイを見たいと思う。まだ彼女は走りたい。1回、2回は走れると思う」と答えている。同馬を管理する国枝栄調教師も「アーモンドアイの状態を判断して、オーナーサイドと話をして、ということになると思います」とコメントしていた。
陣営はことあるごとに、出走したレースを全力で走るアーモンドアイについて、疲労が蓄積しやすいタイプと評してきた。昨年の有馬記念での惨敗、今年の安田記念の敗戦も万全な体調で臨めなかったことや、前走からの間隔が短かったことに敗因を求めた経緯がある。
天皇賞から臨戦の場合、29日に行われるジャパンC(G1)は中3週、12月13日の香港開催は中5週のローテーションとなる。
おそらく次走は香港C(G1)か香港マイル(G1)に出走するのが濃厚だろう。昨年、結果的に熱発によって回避したとはいえ、天皇賞の次に香港Cへの出走が予定されていたこともあり、今年も最有力のローテーションであることに変わりはない。
しかし、一方で気になったのは「以前のようにレース後フラつくこともないし、何の問題もない」と発言している国枝師の”体調万全アピール”だ。
敗れたとはいえ、春の安田記念(G1)は前走のヴィクトリアマイル(G1)から中2週での参戦だった。アーモンドアイにとっては「強行軍」だったはずだが、前走後のダメージが残らなかったことも決め手となっている。
陣営のコメント通り、順調ならジャパンC参戦も実現の可能性が高くなりそうだ。
「アーモンドアイ陣営にとって8冠達成は最重要課題だったことは間違いありません。牝馬相手のヴィクトリアマイル出走や、安田記念参戦の強行軍もG1勝利数を上乗せする目的だったのは想像に難くありません。
もし、天皇賞・秋を敗れて記録達成に失敗していた場合、3冠馬との対決で相手関係が強化されるジャパンCよりも与し易い香港に使われる可能性が非常に高かったと思います。
-
-
- 1
- 2
-
この記事に関連するニュース
-
JRA「価値を理解していない」コントレイル矢作師マスコミに不満あらわ!? 改めて問われるクラシックの重要性…… 自ら選んだ頂上決戦に敗れるも未練隠せず
ギャンブルジャーナル / 2021年1月21日 8時0分
-
JRA「最弱世代」最後の希望は武豊ワールドプレミア!? 天皇賞・春(G1)制覇のカギはあの馬のローテーションか…… 昨年亡くなったかつての相棒の無念晴らす?
ギャンブルジャーナル / 2021年1月8日 8時0分
-
アーモンドアイ、2度目の受賞 JRA「年度代表馬」に
共同通信 / 2021年1月6日 16時17分
-
JRA国枝栄厩舎「牝馬2頭」で日本ダービー・オークスW制覇!? サトノレイナスとアカイトリノムスメ「ポスト・アーモンドアイ」のローテーションは……
ギャンブルジャーナル / 2021年1月3日 10時0分
-
JRAグランアレグリア「政権交代」告げたサプライズ! 女王アーモンドアイ消せない傷痕…… 「真の最強馬」が来年の競馬界を統一か【安田記念2020】
ギャンブルジャーナル / 2020年12月31日 8時0分
ランキング
-
1「こんなに早く、夢のよう」大栄翔を見守り続けた母、初優勝に涙
読売新聞 / 2021年1月25日 1時25分
-
2桑田真澄氏 上原浩治氏相手に熱く指導論語る「傾斜を制すれば勝てる投手になれる」
スポニチアネックス / 2021年1月24日 23時18分
-
3大坂なおみが練習動画をクレームで削除…ライバルたちが「自粛警察」に
日刊ゲンダイDIGITAL / 2021年1月24日 9時26分
-
4トーレスは「一体どうした?」 衝撃的な“スタイリッシュ→マッチョ”の変貌に反響止まず
Football ZONE web / 2021年1月24日 16時50分
-
5「嫌です。答えません」巨人・菅野智之“怒りの会見”の裏に、先輩投手からの批判
文春オンライン / 2021年1月24日 6時0分