JRA「まるでG1」武蔵野S(G3)モズアスコットVSサンライズノヴァ再び! 超豪華G3「攻略」のカギとなるのは今年のトレンド

ギャンブルジャーナル / 2020年11月11日 9時0分

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 14日、東京競馬場では武蔵野S(G3)が行われる。チャンピオンズC(G1)の前哨戦としても重要なステップレースに、今年も楽しみなメンバーが揃った。

 今年のフェブラリーS(G1)を制したモズアスコット、前走の南部杯(G1)で1番人気に支持されたサンライズノヴァ、エルムS(G3)優勝のタイムフライヤー、3歳馬はレパードS(G3)を勝利したケンシンコウが出走を予定している。

 中でもやはり注目となるのはモズアスコットVSサンライズノヴァのダートG1馬対決だろう。

 モズアスコットはダート初挑戦の根岸S(G3)からフェブラリーSを連勝し、芝ダート両G1制覇の偉業を達成。しかし、再び芝に戻った高松宮記念(G1)では13着に大敗、ダートのかしわ記念(G1)も6着と精彩を欠いた。

 だが、南部杯ではアルクトスの激走に不覚を取ったものの、2着に入って復調をアピール。ダートG1初勝利を挙げた東京コースは最適の舞台となりそうだ。

 対するサンライズノヴァの前走南部杯惜敗は、主戦を任されている松若風馬騎手の若さを露呈する敗戦だったといえるだろう。雨で湿ったダートは速い時計が出ており、盛岡競馬場は前残りする状態だった

 ところが、連覇を狙った今年は課題のスタートを決めながら終始、消極的な位置取りでの中団待機策。直線で先頭に立つ積極策で叩き合った1、2着馬とはポジションの差が明暗を分かつこととなってしまった。

 昨年の南部杯では金沢競馬所属の吉原寛人騎手の思い切った脚質転換が悲願のG1制覇に大きな援護射撃となっていた。それだけに、レース後に松若騎手が「前残りだったので、展開に恵まれなかったかなと思います」と淡白にも映るコメントをしたことに対し、地方競馬での経験不足を指摘する声も出ていた。

 サンライズノヴァを管理する音無秀孝厩舎の所属騎手だからこそ、素質馬を任せてもらえている。結果を出すことで恩返しをしたいところだ。

 G1馬2頭に対し、決して引けを取らないのがタイムフライヤー(牡5、栗東・松田国英厩舎)だろう。

 振り返れば今年のダート戦線で目立っているのは、芝で活躍をしていた馬のダート重賞好走だろう。安田記念馬モズアスコットのフェブラリーS優勝をはじめ、1月の東海S(G2)を制したエアアルマス、7月のプロキオンS(G3)で2着に入ったエアスピネル、エルムSを制したタイムフライヤー、そしてみやこSを制したクリンチャーと多くの馬が結果を出した。

「距離適性を考慮すると、陣営の狙いはチャンピオンズCよりもマイルの武蔵野Sかもしれません。松田国師も引退前にこの馬でフェブラリーSを勝ちたいと言っていたように、ベスト条件でしょう。

昨年も2着に入っていますし、フェブラリーSでは5着に敗れたとはいえ、内容は目を引くものでした。ハイペースを積極的に先行して掲示板に残ったのはこの馬だけだったように、このときからすでに復調気配を感じられましたね」(競馬記者)

 モズアスコットが59キロ、サンライズノヴァも58キロのハンデに対し、タイムフライヤーは57キロで出走できることは有利である。17年のホープフルSでG1を勝利して以降、約2年7か月もの間、勝利から見放されていた馬がダートで連勝して復活をアピールした。

 先週の京王杯2歳S(G2)、アルゼンチン共和国杯(G2)で土日重賞制覇と現在絶好調のC.ルメール騎手が手綱を取るなら3連勝も夢ではなさそうだ。

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