JRA「4億円」の立役者は万馬券請負人!? 昨年「6勝」の崖っぷちジョッキーが「年間80勝」ペースに大躍進のカギとなったのはアノ人か

ギャンブルジャーナル / 2021年1月13日 11時0分

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 11日のWIN5は史上最高額の4億8178万3190円の払い戻しとなった。昨年2月24日に記録された4億7180万9030円を塗り替える超高額配当を射止めたのは1人。年末ジャンボ級のビッグドリームに多くの競馬ファンがざわついた。

 WIN5対象レースは「4→5→14→3→5」の人気順で決着しており、1、2番人気が1頭も勝たなかったということが配当に大きく影響している。その中でも、中京10Rの寿S(3勝クラス)を制した14番人気ツーエムアロンソが大波乱の立役者だろう。

 寿Sの単勝オッズは1番人気パラスアテナが2.6倍、2番人気ダノンマジェスティが2.9倍の2強ムード。ハンデ戦とはいえ、この2頭のどちらかが勝つと予想したファンが多かったはずだ。しかし、単勝万馬券の超人気薄だったツーエムアロンソが優勝したことで、的中票数は62,422票から187票まで激減。票数をわずか0.3%まで減らしたことが4億円のカギとなった。

 そんなツーエムアロンソに騎乗したのが、デビュー12年目の高倉稜騎手である。

 高倉騎手はJRA開催初日の5日、中京1Rを4番人気テイエムマグマで制して幸先のいいスタートを切ると、万葉S(OP)も7番人気ナムラドノヴァンで優勝。10日の中山メイン・ポルックスS(OP)も3番人気エイコーンで2着に入り、11日はツーエムアロンソの大激走を演出した。

 今年、30歳を迎える高倉騎手は若手から中堅へとシフトしつつある世代だ。昨年、1世代上の松山弘平騎手はデアリングタクトとのコンビで牝馬3冠を達成するなど大ブレイク。それに続くことが期待されているだけに、絶好のスタートを切ったと言えるだろう。現在の勝ち星は年間80勝ペースで、リーディング8位相当。11日の開催を終えて【3.1.0.3/7】の成績で勝率は42.9%、単勝回収率に至っては「2123%」と驚異的な数字を誇っている。

 絶好調の高倉騎手だが、昨年までは不振にあえいでいた。

 デビューイヤーは37勝を挙げ、2年後に中京記念(G3)をフラガラッハで制し重賞初制覇。さらに翌年は重賞2勝と順風満帆な騎手生活に思われた。だが、2014年を境に年間勝利数は30勝を超えることなく、一昨年は7勝、昨年は6勝まで低迷。重賞勝利も丸4年遠ざかっており、まさに崖っぷちとも言える存在だった。

 そんな高倉騎手にとって、転機となったのは新進気鋭の若手調教師のおかげかもしれない。

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