「藤田菜七子でフェブラリーS」に武豊もびっくり!? 大本命インティ主役も“かわいい後輩“が一転「有力ライバル」

ギャンブルジャーナル / 2019年1月29日 14時0分

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「勝ったらフェブラリーS(G1)に行くと話していて、俺がわがままを言って(藤田)菜七子ジョッキーで行きます」

 27日に東京競馬場で行われたフェブラリーSの前哨戦・根岸S(G3、ダート1400m)は、2番人気のコパノキッキング(セン4歳、美浦・村山明厩舎)が優勝。1200m以下で全勝ながら、1400m以上で全敗だった馬が、タフな東京の直線を力強く差し切る姿はファンに衝撃を与えたが、それ以上の「衝撃」がレース後に待っていた。

「菜七子ジョッキーで行く。キッキングに合う。素直に乗れば」

 JRA史上初の女性騎手によるG1挑戦をそう力強く宣言したのが、コパノキッキングのオーナーDr.コパこと小林祥晃氏だ。以前から藤田菜七子騎手に「いつか大きなレースに乗せてあげたい」と公言していた小林オーナーが打ち明けた、まさに有言実行のプラン。衝撃の一報はメディアを通じて、瞬く間に競馬界、そして世間を駆け巡った。

「以前から、常に『どうすればファンが喜ぶのか』と語っているコパさんらしい抜擢。これでフェブラリーSが、例年以上に盛り上がることは間違いないですよ。お話をうかがったところフェブラリーS後には、菜七子騎手とのコンビでアメリカのブリーダーズCスプリント(G1)に挑戦する計画もあるとか。

菜七子騎手にとっての初G1はもちろんのこと、馬にとっても初マイルが大きな課題ですが、前哨戦を勝ったチャンスのある馬ですし応援するファンは多いでしょうね」(競馬記者)

 この"サプライズ人事"に多くのファンが沸いたに違いないが、東海S(G2)で6連勝を飾り、今年のフェブラリーSで主役になりそうなインティの主戦・武豊騎手もまた驚いた1人ではないだろうか

 先週26日深夜に放送された『うまンchu』(関西テレビ系)の中でも「2年目でずいぶん上手くなりました。力がついてきた」と藤田菜七子騎手の成長にエールを送っていた武豊騎手。

 騎手会長を務めるレジェンドにとっても菜七子騎手は、長い目で成長を見守るかわいい後輩騎手の1人だったはず。だが、まさかいきなり有力なライバルとしてG1の覇権を争うことになるとは思いもしなかったに違いない。

「武豊騎手は競馬界を盛り上げるという意味でも、菜七子騎手のデビューから会見にサプライズ登場するなど気にかけていました。今年の3月から女性騎手が有利になるようルールが変わりますが、『菜七子ルール』という一部の報道に『違和感がある』といち早く釘を刺したさしたのも武豊騎手でした」(同)

 昨年はデビュー2年目以来、約30年ぶりのG1未勝利に終わった武豊騎手。それだけにチャンスが大きいフェブラリーSに向けて相当気合が入っているはずだ。競馬界でもっとも注目されている両者の対決で、フェブラリーSが例年以上の大きな盛り上がりを見せることは間違いないだろう。

「いまだに信じられない気持ちです。オーナーを始め、関係者の方々に本当に感謝したいです。精いっぱい頑張ります!」

 『サンスポ』の取材にそう決意を語った藤田菜七子騎手。根岸S当日には、小林オーナーの所有馬で2019年JRA初勝利を上げるなど、いよいよエンジンがかかってきた。2月17日に行われるフェブラリーSまで約3週間。寒さを吹き飛ばすような熱いレースになりそうだ。

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