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「MOBA?食べられるのそれ?」な人でもバッチリ!話題沸騰のValve新作シューター『Deadlock』超序盤解説プレイレポ

Game*Spark / 2024年9月23日 11時0分

8月末、PCゲーマーならいまやほとんどの人がお世話になっているSteamを運営するValveの開発した、新作MOBAシューター『Deadlock』のプレイテストが解禁されました。


Valveはゲームメーカーとしても、世界最大級MOBAタイトルのひとつ『Dota2』や、チームシュータータイトル『TeamFortress2』『CS:GO2』などの開発・運営を行っています。『Deadlock』も一般ユーザーへの開放前のクローズドベータ段階にもかかわらず十数万人を超える同時接続ユーザー数を記録し、今後ブレイクが濃厚の新規タイトルとして注目を集めています。


読者の皆様のなかにもすでにベータ参加権を友人からもらったなんてひとや、一般開放を心待ちにしながらTwitchなどでゲームプレイを見ている人も少なくないかもしれません。しかし今回は「MOBAシューター」ということで『Dota2』といわずとも『LoL』などの経験がなければルールの理解がし辛いのも事実。


そこで本記事では『Deadlock』の超基本的な内容などをご紹介していきたいと思います。


※ちなみに、本稿で使われているゲームのスクリーンショットですが、本作はまだまだテストプレイ期間のため、内容の更新が早く、UIが現在遊べるものとは違う場合があります。あらかじめご了承ください。


ゲームの流れ


このゲームは6vs6のチーム戦です。まずは試合の目的を超ざっくりと紹介していこうと思います。ゲーム中、常に画面の右下に表示されている全体MAPをみながら確認していきましょう。


※現在のMAPとデザインが違いますが、中身はおおよそ同じです。

イエロー・グリーン(以前はオレンジだった)・ブルー・パープルの4色のレーンを押し上げたり押し返されたりする中で、相手の拠点①②③④と破壊していき、相手陣地まで攻め込み、⑤の最終防衛目標を破壊すれば勝利となります。


BOT戦だと気ままに写真が撮れて助かる。


①の拠点。「Guardian」という名前の巨人が守っています。攻撃手段は手に持った杖による炎のレーザー。1体ずつにしか攻撃できないため、写真のように複数体の雑魚キャラが攻め込んでくると攻撃を受けがち。


ちなみに、以降のすべての陣地を守るオブジェクトは遠距離からの攻撃に耐性があり、ある程度近づかないとダメージを与えることができません。


②の拠点。「Walker」という四本脚の……何これ?カニ?的な存在が守っています。ボディの中心にある巨大な目から極太レーザーで攻撃してきます。Guardianより体力が高く、周囲にいる敵ユニットをまとめてスタンさせる大技も使ってくる強敵。


③の拠点。Guardian2体が道を阻んでいます。ここを超えれば相手陣地に攻め入ることが可能になります。上の窓辺から相手チームに攻撃される可能性も高く、警戒が必要です。


これは④に設置されている「Shrine」です。相手陣地の左右に1つずつ存在し、最終防衛目標を守るために設置されています。反撃はしてきません。


相手陣地の上空に常に浮いている「PATRON」という名の…これも何……誰……?とにかく⑤です。ふたつのShrineを破壊すると攻撃が可能になります。手からレーザーを放ってきますが、相手陣地まで攻め込むような段階になると、このオブジェクトからの攻撃自体はそこまで脅威ではありません。むしろ相手チームの反撃を警戒する必要がありますね。


⑤が撃ち落とされ「PATRON(WEAKENED)」と表示された姿、名前の通り弱体化した状態です。これを破壊することが最終目標であり、破壊した側がこの試合の勝者となります。


では、もう少し詳しくゲーム内容を見ていきましょう。


勝利のために何をすべきなのか?レーン戦


このゲームでは、試合に勝利するために行うことは一つと言っても過言ではないです。それは「相手よりソウルを稼ぐ」こと。ソウルとはゲーム中に入手できるお金であり、経験値という存在、ソウルを稼げば稼ぐほど自身のレベルが上がり、さらに貯めたソウルを消費し、強力な装備を購入できます。


緑が味方トルーパー、奥の赤いほうが敵トルーパー。

ゲーム中で一番頻度の高いソウル稼ぎの手段は、レーンでのトルーパー退治です。トルーパーとは次々に補充される雑魚兵のようなもの。各レーンに沿って進み、敵がいたら足を止めて自動的に攻撃を開始します。最序盤は敵と味方のトルーパーが交戦しているところを後ろから攻撃し、トルーパーのトドメを刺しましょう。


さらに、銃でトドメを刺すと写真のように魂がフワワ~ッと現れます。これを更に壊せばトルーパーのトドメを刺した額と同等のソウルが手に入ります。どんどん魂を破壊してソウルを稼ぎましょう。


写真中央のオレンジ色のコレ。

そして、相手がこちらのトルーパーを倒した場合、相手側の色の魂が出現します。もしこれを相手より早く壊せれば、魂破壊のボーナスをまるまる奪えます。こちらが稼いで相手に稼がせない、という部分に直接的に影響を与えられる行為です。


ちなみに、トルーパーを近接攻撃で倒すと、魂は出現せず、撃破&魂破壊で得られるソウルが一度に手に入ります。相手に魂を破壊されないためにも、殴れる距離にいるトルーパーはできるだけ殴って倒したいところ。


ところでトルーパーたち、よーく見ると頭部がろうそくでできています。ダメージを与えるとろうそくが短くなるので、視覚的にも瀕死だということがわかるようになっています。頭部がろうそくなのにGuardianから炎のビーム喰らうのかわいそ……。ちなみに今ビームを受けているのは回復役のトルーパー。周囲のヒーローの体力を一定間隔ごとに回復してくれます。


レーン以外でのソウル入手方法


最初のGuardianを破壊し、それぞれのプレイヤーも各々レーンに移動しはじめ、集団戦が勃発する時間帯になると、レーン以外でのソウル稼ぎ手段も増えてきます。


小さいタイプ
大きいタイプ、体力バーの差がすごい

フィールドのあちこちに点在しているNPCのスポーンポイント。MOBAではよく「ジャングル」といった呼ばれ方をしています。小中大の3種類のモンスターが湧くポイントがあり、倒すとソウルが手に入ります。


こちらは「urn」と呼ばれるアイテム。マップの左右のレーンの真ん中あたりに出現します。近づくと拾い上げることができますが、拾い上げると射撃やスキルなど、戦闘に関わるアクションが一切使えなくなってしまいます。


そのまま無防備な状態で、反対側のレーン(今回ではイエローのレーンで拾ったので、目的地はパープルのレーン)まで持ち運ぶことができれば、ソウルに加えてヒーローのスキルを強化するポイントが手に入ります。ただし、urnを運んでいることは相手チームにもわかるようになっています。(相手チーム側の視点だと、こちらがurnを運んでいる場合に目的地が赤く表示される。)サポートしてくれる人がいたり、目的地周辺のレーンをこちらのチームが押し上げているといった有利な状況が必要になってきます。


物騒な文言が書いてあるマシーン
バチコーン

こちらのガチャガチャのような、スロットマシンのような見た目のマシンは、ゲーム中盤あたりから各地に現れます。近づいて近接攻撃、つまりぶっ叩くと自身のHPをわずかに消費し、ソウルが入手できます。近接攻撃は弱攻撃と強攻撃の2種類がありますが、強攻撃を5発ほどぶち込むとマシンは破壊され、中に入っているソウルをすべて手に入れることが可能です。ヒーローによってはジャングルのモンスターを狩るよりもHPを消費せず、比較的安全にソウルが稼げるため、各地に発生したら相手チームに取られる前にボカボカと殴りに行きましょう。


これは直接ソウルが手に入るわけではないのですが、中~終盤に発生するイベントで、ゲーム中では「MID BOSS」と呼ばれるモンスターです。マップ中央のMUSEUMと書かれた建物の地下に鎮座し、高い体力と攻撃力、さらに一定以上の攻撃を与え続けないと復活するシールドを有します。


無事に撃破できれば、トルーパーが強化されたり、その時点で生きている味方チームのヒーローの次のリスポーン時間が半分になる効果を得られるオーブが空からゆっくりと落ちてくるのですが、このオーブは地面に落下した後に近接強攻撃で破壊することで初めて効果が得られます。


よほど育っているわけでもないかぎり、一人で相手をしてもまず倒せません。


MIDBOSSはHPが減り始めるとプレイヤー全員に聞こえる大きな咆哮を放つため、相手チームにもMIDBOSS攻略を行っていることがバレてしまいます。さらに、オーブの恩恵は、オーブを壊したヒーローのいるチームが得られるため、オーブを掠め取って破壊するために妨害したい相手チームとの遭遇&集団戦になりやすいギミックです。


先述の通り、直接ソウルが手に入るわけではないのですが、試合の展開を左右する超重要なイベントと考えておくべきです。


ソウルを稼いだら装備を購入しヒーローを強化


様々なソウル稼ぎの手段をこなし、ソウルが溜まってきたら、SHOPへ向かい装備を購入しましょう。SHOPは拠点に1つ、さらに各レーンのGuardianのそばにそれぞれ点在し、そして中央地下街に2つ存在します。


Guardianから電力を供給していたのだろうか。

ちなみに、GuardianそばのSHOPは、Guardianが倒されると閉店してしまいます。アクセスできるのは序盤だけと考えておいていいかもしれません。


装備にはオレンジ色のWEAPON・緑色のVITALITY・紫色のSPIRITという3色のカテゴリが存在し、それぞれメイン武器強化、生存力向上、スキルの強化が可能な能力が付与されています。操作しているヒーローのどの部分を伸ばしていきたいかによって、どの色の装備を優先的に購入していくかを決めましょう。


それぞれのカテゴリで購入できるアイテムは4つまでです。上位効果を持つ装備は上書きして購入できたりもするため、アイテムの説明欄をしっかり確認しておきましょう。


「どういうビルドを組み立てればいいかわからない!」という場合は、装備購入画面の右上にある「Browse Builds」というボタンを押すと、有志が用意してくれたビルド例が閲覧できますので、はじめのうちはそれらを参考にしてもいいかもしれません。


ゲームが進行すると「Flex Slot」と呼ばれる装備枠が解放されます。これは色の枠にとらわれない装備枠として使うことができるため、伸ばしたい性能の色の装備を詰め込むことで尖ったビルドを成立させることが可能になります。


Flex Slotを解放させるにはいくつかの条件があり



  • Guardianをすべて倒す(敵拠点側の2体並んでいるものを除く)


  • Walkerを2体倒す


  • Walkerをすべて倒す


  • Shrineを破壊する



というミッションをこなすことで、1つずつ解放されます。当たり前ですが、自由に装備できる枠があるのと無いのとではキャラの育ち具合に大きな差がでますので、試合中はなるべくこれらの条件を早くクリアできるように動くことが推奨されます。


最後に


ここまでゲームの流れ・ソウル稼ぎ・装備の概要を紹介してきて、残るはヒーローの特徴と移動アクション・そして対ヒーロー戦についてなのですが、書ききれません!あまりにも内容が深く濃くなってしまい、簡単な紹介では済まなくなってしまうため、ここでは割愛させていただきます。


現在のバージョンでは21体用意されているヒーローですが、まずは見た目の第一印象で操作ヒーローを選んでもいいかもしれません。マフィア・軍人・ロボに悪魔にマダム、燃えるお兄さん、凍るおじさん、紹介文が「Asshole」の一言で済まされているおじさんまで、よりどりみどりです。


また、初心者にオススメのヒーローにはアイコンの右上にサムズアップマークがついているので、そのあたりから選択するのもアリ。


ゲームのロビー画面にはヒーローのデータを閲覧できるコーナーがあり、そこから「Hero Sandbox」を選択すると練習エリアに飛べるので、そこで各ヒーローの性能を確かめることも可能です。いろいろ試して自分に合うヒーローを探してみましょう。




今回紹介できたのはDeadlockというゲームの内容のほんの一部分ですが、MOBAを触るのは初めてという方に少しでも役に立てれば幸いです。

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