あぁ、あの味だ…！『太鼓の達人 ドンダフルフェスティバル』はPC/PS5/Xbox Series X|Sでもホッと安心できる味―太鼓型専用コントローラーも発売するぞ【試遊レポ】

音楽・リズムゲームが好きな方からも、あまり馴染みがない初心者からも、みんなから愛される『太鼓の達人』シリーズ。2022年にニンテンドースイッチで発売した『太鼓の達人 ドンダフルフェスティバル』が11月7日にPC（Steam/Windows PC）/PS5/Xbox Series X|S向けに新登場します。本記事では、プレイレポートをお届けします。

今遊んでも、ホッとする味

本作は、好きな曲に合わせて太鼓を叩き、誰でも手軽に演奏を楽しむことができる音楽ゲームです。4種類の難易度から好きな難易度を選択できるのはもちろん、「ドン」「カッ」の2種類の音符を叩くというシンプルな操作方法であることから、ゲームに慣れていない子供からテクニックを究めたい大人まで、多くの人が楽しめる定番作品です。

今回のバージョンでは新要素として、新楽曲が追加。今回のバージョンでは新要素として、『ペルソナ5』より「Last Surprise」、などのコラボ楽曲を始めとした新楽曲が楽しめます。

また、ニンテンドースイッチ版に引き続きサブスクリプションサービス「太鼓ミュージックパス」もあわせれば700曲以上の膨大な楽曲をプレイできます。

他にも家庭用太鼓の達人初の120fpsへの対応や、コラボぷちキャラなどが追加されます。あそびのルール自体は昔から一貫した楽しさが守られており、「新要素が理解できなくて困惑する」ということはまったくありません。

定番の演奏ゲームの他に、「太鼓ランド」から選べるパーティーモードもあります。これは1人から4人で楽しめるモードで、演奏ゲームとはひと味もふた味も異なる体験です。

「どんちゃんバンド」は4人で協力して上手に曲を奏でて会場を盛り上げ、ライブ成功を目指すモードで、和太鼓だけではなくエレキギターやベース、ドラムなど普段とは異なる音色で他のプレイヤーと力を合わせて曲を作っていく感覚が味わえます。

「ドンカツおもちゃ大戦」は、演奏対決が有利になるさまざまなスキルを持ったおもちゃを5つ選んで戦うモードで、いわばデッキ構築型対戦『太鼓の達人』。うまく音符を叩くほどゲージが溜まりおもちゃが出撃。たくさん出撃させて押し合いバトルを制した方の勝利だ。演奏の途中で流れてくるアイテム音符を叩くと、相手のレーンを邪魔したり、相手のおもちゃを倒したり、戦いを有利にする効果が発動し、バトルを有利に進めることができます。

「走れ！ニンジャ道場」では、飛んでくる音符（攻撃）を叩くほどどんちゃんが前に進んでいき、前に進むほど徐々に見えづらくなって難易度が上がっていきます。時折、音符が見えづらくなったり、速くなったりと、難易度がアップする試練も課せられますが、これは大きく前進できるチャンス。曲が終わった時に一番前に進んでいた人が勝利になります。

それぞれが個性を持ったルールとなっているため、どれもちょくちょく遊びたくなります。通常の演奏ゲーム以外でも、ぜひみんなで遊びたいですね。

筆者もWii時代にプレイしていて、あまり上手くはありませんでしたが、「タタコン（太鼓とバチ）」も持っていました。この新バージョンの発売にあわせ、全プラットフォーム向けの専用コントローラー「太鼓とバチ」が発売されるため、今回の試遊でも触れることができましたが、とても懐かしい気分に浸ることができました。

『太鼓の達人 ドンダフルフェスティバル』は、PC（Windows/Steam）/PS5/Xbox Series X|S向けに2024年11月7日発売予定です。

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©ATLUS.　太鼓の達人™ ドンダフルフェスティバル & ©Bandai Namco Entertainment Inc.