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HD-2Dリメイク版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』試遊レポート!遊びやすくやりごたえもある素晴らしき新生『ドラクエ3』【TGS2024】

Game*Spark / 2024年9月27日 8時30分

2024年9月26日から29日まで、千葉・幕張メッセにて開催中の世界最大級のゲーム展示会「東京ゲームショウ2024」。出展社数、出展小間数ともに東京ゲームショウ史上最大規模での開催となる会場内では、さまざまなゲームやイベントが行われています。


スクウェア・エニックスブースでは、2024年11月14日リリース予定のRPG『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』の試遊台が設置されていました。本作は1988年に発売された『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』およびそのリメイク版群を、ドット絵と3DCGが融合した美しいHD-2Dの世界上で初リメイクした作品です。


今回のリメイク版では、新たな職業「まもの使い」や職業ごとの「特技」が追加され、より自由で幅の広いパーティー編成が可能に。町やダンジョンなどで保護した“はぐれモンスター”で挑む「モンスター・バトルロード」などの新コンテンツも登場しています。さらに、追加ストーリーなども用意されている充実の内容です。


本稿では『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』の試遊レポートをお届けしていきます!


喋る!綺麗!ひと目でわかる新生『ドラクエ3』


今回の試遊では、ゲームの冒頭部と新要素「モンスター・バトルロード」などを楽しめるシーンなど、4種類の楽しみ方が用意されていました。まずは冒頭部に触れてみます。


ゲーム開始時には、お馴染みの性格診断があります。これは複数の質問やケースに対してプレイヤーがどう答える、行動するかによって主人公の性格を決定するもの。性格によってステータスの成長が変化するのですが、筆者はこれまでの作品で何度やっても個人主義になり、今回のリメイクでも同様でした。


リメイク版ではキャラクターボイスが追加されていることが大きな話題になりました。ゲームの冒頭、主人公が母に起こされて城に向かうシーン、王様から魔王バラモスの討伐を申し付けられるシーン、大臣のアドバイスなど、さまざまなセリフがボイス付きで、本作ならではの臨場感があります。


「ルイーダの酒場」では、一緒に冒険するさまざまな職業の仲間を登録できます。登録キャラクターは名前・性別・容姿(見た目と髪の色)・ボイスなどを選択可能で、登録時にある程度ステータスにボーナスを与えることも可能です。もちろん追加職業「まもの使い」も最初から使用できますよ!


今回はまもの使い・盗賊を登録し、最後の1人は初期登録されている魔法使いを加入させました。さっそくモンスターと戦ってみたのですが、戦闘中にボイスが入るだけでもかなり印象が変わります。マーリン(魔法使い・老人タイプ)のダメージボイスがかなり印象的……!


HD-2Dによる微細なグラフィックとボイスにより、ゲームの始まりから、ひと目で「新しくなった!」と感じます。


目指せ最強!モンスター・バトルロード


続いては新コンテンツ「モンスター・バトルロード」を体感してみます。ゲーム内では、さまざまな場所にいる“はぐれモンスター”を見つける必要があるのですが、今回の試遊では最初からスライムとホイミスライムが使用可能でした。


バトルロードは勝ち抜きバトルで、NPCのチームに勝って優勝することで報酬を獲得できます。戦闘はプレイヤーが細かな指示を出せず、作戦を指示しておくことでモンスターたちは自分たちの判断で行動します。このあたりは通常の仲間をAIに任せるのと大きく変わりません。モンスターの活躍で最初のランクは無事に優勝、次のランクに挑めるようになりました。


また、とある場所で“はぐれモンスター”のバブルスライムを発見したことで、新たにチームに加入させることができました。大会でもらえるアイテムもあるため、いろいろな場所を巡り、多くの“はぐれモンスター”を仲間にすることも大きな楽しみの一つになりそうです。


多くの点で便利になって遊びやすい


今回の試遊では、さまざまな点でゲームが遊びやすくなっているのを感じました。素早い移動が可能になったり、近年の作品で導入されている「ほぼまんたん」が使えるようになっていたりと、フィールド上での快適性は大幅にアップしています。


新たに導入された「とくぎ」も便利なものが多く、まもの使いであれば全体攻撃や全体回復といった戦闘で大きく役に立つものが使えます。また、盗賊が戦闘後にアイテムを盗む特性は本作でも健在でした。細かい部分では、道具や魔法などを見る際に、ステータス欄で仲間が職業アイコンで表示されるのも嬉しい部分です。


クエスト目的の表示や戦闘速度変更などの要素もあり、冒険や戦闘面でもより遊びやすくなっています。そのほか、マップ上にアイテムや装備が落ちているスポットがあるなど、本作の壮大な冒険をサポートしてくれる機能も充実しています。




今回の試遊では冒頭部と新コンテンツを中心に体験しました。向上した2D-HDの美しいグラフィックはもちろん、ボイス実装や演出面によるストーリーの描写も違和感なくパワーアップしている印象です。壮大なBGMも申し分なしです。


戦闘面では「とくぎ」が新たに実装されたことで、大きく戦術面がグレードアップしています。ただし、初期から戦闘では多数の敵が登場するため、油断すれば集中攻撃ですぐ倒されてしまいます。そういったやりごたえも「ドラクエ」らしさを感じられました。


ニフラムがかっこいい!

初プレイの人にも遊びやすく、過去作品経験者には懐かしく新しい、新生『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』は、PC(Steam/Windows)/PS5/Xbox Series X|S向けに2024年11月14日(Steam版は11月15日)に発売予定です。



© ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SPIKE CHUNSOFT/SQUARE ENIX


※画面はすべてPS5版の開発中のものです。


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