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ホラーADV『REANIMAL』や海外RPGリメイク『Gothic 1 Remake』など“通好み”なゲームが勢揃い!THQ Nordicブースレポ【TGS2024】

Game*Spark / 2024年9月29日 15時1分

2024年9月26日から9月29日にかけて、一大ゲーム見本市「東京ゲームショウ2024」が開催されています。本記事では、“通好み”なゲームを多数世に送り出す「THQ Nordic」のブースレポートをお届けします。


ゲーマーの琴線に触れる作品を見よ!


THQ Nordicが出展しているのは5つの作品ですが、ブースの規模はかなり大きく、大きな試遊スペースや展示を行っている場所が多く見られます。受付や休憩できるスペースは「和」を感じる雰囲気になっており、デザインにもこだわりを感じます。


今回出展している5作品は、すべて試遊が可能です。『Titan Quest II(タイタンクエスト2)』は2006年発売の人気ハックアンドスラッシュ系ARPGのおよ18年ぶり続編で、古代ギリシャ・古代エジプトなどの舞台設定やフレーバーが人気の作品です。


『The Eternal Life of Goldman』はおとぎ話のような世界が舞台の2Dアクションゲームですが、プレイヤーの目的は「誰も見たことがない“Deity”という人物」を暗殺すること。高難度でさまざまなスタイルを取り入れた作品ですが、余計な要素やイライラを省いた堅牢な作りの作品となっています。


この2作は5台ものPCで試遊が用意されているため、余裕をもってプレイできます。どっぷりハマれるハクスラから仕掛け豊富な2Dアクションと、どちらもゲーマーの大好物ですよね。


そして、特に大きな展示となっていたのは、発売を迎えたばかりの『ディズニー エピックミッキー:Rebrushed』です。本作はWiiで発売されていた3Dアクションゲームのリマスター版で、ミッキーマウスが忘れ去られたディズニーキャラが住む街を冒険するというディズニーファンにも強く訴えかける作品です。


本作で登場する「オズワルド・ザ・ラッキー・ラビット」は、ウォルト・ディズニーがミッキーよりも早く創造するも、権利関係によって80年間も使用できなかったといういわくつきのキャラクター。ゲームでありながら、現実の権利関係をも感じさせる描写が見られます。


試遊の列はビジネスデーの終わり際でもかなり賑わっていたほか、なんと幻想的なフォトスポットも用意。ぜひ足を運びたいですね。


『REANIMAL』と『Gothic 1 Remake』をプレイ!


ここからはアクションRPG『Gothic 1 Remake』試遊レポートをお届け。本作は、2001年というまだ『The Elder Scrolls III』すら出ていない3DオープンワールドRPG黎明期に発売された人気シリーズの第1作目をリメイクしたものです。


オリジナル版は『ELEX』で知られるドイツのPiranha Bytesが開発した“通好み”な作品でしたが、今作ではAlkimia Interactiveという新進気鋭スタジオの手によって現代向けに作り直されています。


本作は、オークの侵攻に困っていた王国が、魔法結界で囚人を鉱山に閉じ込めて武器のための鉱石を集めようとしていた……というところから始まります。しかし、突然結界が制御不能となり、鉱山内は囚人たちが暴力で支配する無法地帯となってしまいます。名もなき囚人である主人公は、この世界を冒険していくことに。


20年越しのリメイクということもあり、グラフィックは現代のゲームとしてまったく遜色のない進化を遂げています。試遊版では主に岩場ばかりの渓谷や小さな生物、そして囚人たちしか出てきませんが、ハデなファンタジーらしいものが出てこなくとも画に満足感があります。


冒険感は「フィールドを探索する」「NPCに話しかけてクエストを受注する」「周りにあるもののヒントをもらう」など、RPGの伝統的なプレイ体験に基づいています。『スカイリム』『ウィッチャー3』などが多くの人に愛される現代であれば、すんなりと受け入れられるでしょう。


そして、世界の治安の悪さも魅力的。試遊版の最初に出逢う男「ディエゴ」はどこか意地悪そうな顔をしていて、主人公が名乗ろうとしても「お前の名前に興味などない」と遮ってしまいます。


なんとか寝床をくれないかとお願いする中でも刺々しい言葉遣いでイラッとさせてくるディエゴですが、会話の分岐によっては喧嘩を売るようなものも!筆者はゲームでなるべく悪態をつきたいタイプなので、これは嬉しいです。


……まぁ、序盤の超弱い状態だとあっさりやられるだけなんですけどね。


探索してなんとかボロい武器を入手すると、まともな戦闘や野生動物の狩りに挑めるようになります。本作の戦闘は原作をベースにしつつブラッシュアップされており、4タイプの攻撃やパリィなどの要素が用意されています。


戦闘はスタイリッシュさのかけらもなく(褒めてます)、良い意味で泥臭い殴りあい・斬りあいが楽しめます。この泥臭さは冒険・会話・戦闘まで随所で感じられますが……こういうの、ハードコアゲーマーの皆さんなら好きでしょ? 筆者も大好きです。


お次は、ホラーアドベンチャーゲーム『REANIMAL』。本作は『リトルナイトメア』の1作目と2作目を開発したTarsier Studios待望の新作で、試遊時はビジネスデーでありながらかなり長蛇の列となっていました。


霧が立ち込めるブース内はかなり雰囲気があり、妖しげな光の中に浮かぶ真っ赤なロゴが印象的。木に見立てたような柱も素敵です。


ゲームとしては、『リトルナイトメア』プレイヤーならすぐ馴染めるようなホラーアドベンチャーです。先に進むのをためらいたくなる不気味な場所を探検し、謎を解いて攻略していきます。


時折現れる化け物は、どれも非常に恐ろしい見た目。試遊版に収録されている多脚で毛むくじゃらの敵から隠れて逃げるシーンは、ブースの雰囲気も相まってとてもドキドキさせられます。なにか背景がありそうだけど、多くは語らないストーリーテリングも健在なので、ファンは安心して楽しめるはずです。


カメラがよりダイナミックになっている印象で、場面に合わせてどんどん視点が動いていくのがグッド。グラフィックもかなり精細かつ雰囲気ある仕上がりなので、早く製品版を遊びたい!という気持ちを掻き立てられました。




THQ Nordicのブースは、ホール2の02-S01にて出展中。ゲーマーが注目すべき作品が勢揃いなので、あなた好みの作品を試してみては。


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