「鈴木様でございますね」はダメ?実は間違っているNG敬語3つ

GATTA / 2018年4月19日 21時30分

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よく耳にするビジネス敬語でも、実は間違ったまま、なんとなく使ってしまっている表現も多く存在しています。

特に、“謙譲語”と“尊敬語”は混同してしまうことが多く間違いやすい表現がたくさんあるので、要注意ですよ!

今回は、企業のビジネスマナー講師としての経験もある筆者が“やりがちだけどNGな言葉使い”を解説します。

 

NG1:「○○社の鈴木様がまいりました」

来客のシーンでつい言ってしまいがちな表現ですが、どこが間違っているのでしょうか?

正しくは「○○社の鈴木様が見えました」となります。

“まいる”は“来る”の謙譲語なので、相手の動作に使うのは間違いですね。尊敬語である“見える”を使うのが正解です。

自分側をへりくだることで、相手に敬意を表すときに使うのが“謙譲語”です。また、相手を立てることによって、敬意を表すのが“尊敬語”。これらの違いを正しく理解しましょう。

 

NG2:「受付で伺ってください」

丁寧な表現に感じる言い回しですが、“伺う”は“聞く”の謙譲語です。

この場合は相手を立てる尊敬語の「お聞きください」を使うのが正しいでしょう。なので「受付でお聞きください」が正解となります。

また、畳み掛けるように敬語を重ねることで、相手への敬意が高まるような気になりますが、実際はそうではありません。必要以上の敬語は回りくどい印象を与えてしまうので、過剰すぎるのもNGだと覚えておくと良いでしょう。

 

NG3:「鈴木様でございますね」

受付で対応しているシーンなどによく出るこのワードにも、違和感が潜んでいます。

まず「ございます」は「ある」の丁寧語にあたります。相手の「いる」を表現する場合には、尊敬語である「いらっしゃる」を使うのがベター。この場合は「鈴木様でいらっしゃいますね」が正解です。

間違った敬語表現を聞き分ける感覚を養うには、日頃から慣れておくことが大事です。また、話す相手や状況によって敬語表現を使い分けなければならない場面もあります。聞くときも話すときも意識しておきたいですね。

 

このように、謙譲語と尊敬語はよく使うビジネス敬語であり、混同しがちな表現でしょう。分かったつもりの曖昧な敬語でやり過ごしてきたという方こそ、改めて見直してみてはいかがでしょうか?

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※ SmartPhotoLab/Shutterstock

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