都内から秘湯までたった2時間?白濁の源泉かけ流し「高湯温泉」

GATTA / 2019年2月22日 20時0分

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ぼちぼちと春の兆しが届きそうな今日このごろですが、まだまだ本格的な春にはちょっと遠く、ぬくぬくと温泉で惰眠をむさぼりたい欲求に駆られます。寒い冬は苦手でも、雪見の露天風呂があるなら話は別。この冬まだ雪見温泉を堪能していない人は今こそがチャンス! 雪見風呂目当てに東北の秘湯はいかがでしょうか。

東北の温泉と聞くと、冬季は雪道の運転が必須だったり、道がクローズされたりと何かとアクセス困難なイメージがありますが、東京からでも簡単に行ける秘湯が福島県にはあるのをご存じでしょうか。

今回は、温泉ファンなら絶対に一度は訪れたい温泉、魅惑の白濁湯を誇る『高湯温泉』をご紹介します。

 

東京からわずか2時間、自然あふれる秘湯へ

『高湯温泉』があるのは福島市郊外の吾妻山山中。JR福島駅からは車でわずか30分ちょっとの場所にあります。

ちなみに、30分のドライブといってもそこはすっかり山の中。曲がりくねった山道の途中にひょっこり見えてくるこぢんまりとした温泉郷が高湯温泉で、山里の景色に8軒の温泉宿と1軒の共同浴場が点在。お湯の素晴らしさはもちろんのこと、この緑あふれる風情豊かな自然環境が秘湯感をぐっと盛り上げてくれます。

東京から福島までは新幹線で1時間半もかからないので、たったの2時間ちょっとでこんなすてきな風景に出会えることに驚くはず。

 

愛され続けて、開湯400年

温泉の歴史は江戸時代にさかのぼり、開湯400年といわれ、山形県の最上高湯(蔵王温泉)、白布高湯(白布温泉)とともに 『奥州三高湯』とうたわれる名湯。自然の音だけが響く静かな山あいの温泉郷は古くから旅人の旅情をかき立て、斎藤茂吉をはじめとする多くの文人たちにも愛されてきたことで知られます。

高湯温泉の湯は、美しい色彩に輝く白濁した酸性の硫黄泉。毎分3000リットル以上もの湯量を誇る源泉は現在9本で、江戸時代から続く全国でも希少な自然流下で引湯され温泉街の各施設の浴槽へとそのまま注がれています。

源泉温度が42〜51度というのもミラクルで、この温度であるからこそ加温・加水がまったく必要ないのです。まさに正真正銘の“源泉かけ流し”。真っ白な雪景色を眺めながら、この天与の恵みを心ゆくまで楽しむ時間は何ものにもかえがたいぜいたくです。

 

何度でもつかりたくなる魅惑の湯

高湯温泉には昔から口伝されてきた「三日一廻り、三廻り十日」という入浴法があり、これは一廻りで体を反応させ、二廻りで解毒して患部を治し、三廻り目で自律神経や免疫などを整え健康体へ導くというもの。つかればつかるほど、その効果を実感することと思うので、できればゆっくりとした滞在が望ましいですね。

 

山里の風景と極上の温泉。ただただ温泉を楽しむ幸福な旅に出かけてみてはいかがでしょうか。

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高湯温泉 観光協会

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