出場停止明けでチームを変えた千葉MF谷澤「バランスを考えた」

ゲキサカ / 2014年7月31日 2時26分

[7.30 J2第24節 千葉2-0山形 フクアリ]

 この男がピッチ上にいるだけでチームが変わる。そう感じさせるほどの存在感をジェフユナイテッド千葉のMF谷澤達也は放った。

 前節の長崎戦は累積警告のため欠場。チームはなかなかリズムをつかめずに、1-1の引き分けに終わっていた。だからこそ谷澤は「長崎戦は少しリズムが良くなかったと感じていたので、時間を作るときと縦に行くときのバランスを考えてプレーしようとしていた」とこの試合を迎えるにあたり意識したことを話した。

 その言葉どおり、左サイドでボールを受けると得意のドリブルで仕掛けるだけでなく、高いキープ力を生かしてチームメイトの攻め上がりを促した。特に後方から駆け上がってくる左SBのDF中村太亮との連係は抜群で、幾度となく左サイドから相手守備を崩している。

「太亮はライン際をスピードにのってオーバーラップしてきてくれるので、うまく中に入って駆け上がるスペースを作ることを意識しているし、太亮もドリブルが好きだから彼が1対1になれる状況を作れるように考えながらプレーしています」と谷澤自身も語ったように、チームの武器となる中村のオーバーラップをうまく引き出した。

 組み立てに貢献するだけでなく、決定的な仕事が谷澤にはできる。自身のゴールこそなかったものの、1-0と1点をリードして迎えた後半アディショナルタイムで一仕事をこなした。左サイドから切れ込んでポスト直撃のシュートを放つと、そのこぼれ球をFW大塚翔平が流し込んで勝利を決定付けるチーム2点目が生まれた。

「僕自身が点を取れていないので、本当に決めないといけないと思っています」と苦笑したが、背番号8がチームの心臓となり、躍動感を与えていることは間違いない。

(取材・文 折戸岳彦)
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