[総体]アクシデント発生直後に怒涛の4連続ゴール!開催地代表・帝京三が秋田南下して2回戦へ
ゲキサカ / 2014年8月2日 22時48分
[8.2 全国高校総体1回戦 秋田南高 2-6 帝京三高 韮崎中央公園芝生広場]
夏の高校サッカー日本一を争う平成26年度全国高校総体「煌(きら)めく青春 南関東総体2014」サッカー競技が2日、山梨県内で開幕。1回戦が行われ、開催地・山梨第2代表の帝京三高は秋田南高(秋田)に6-2で快勝し、初戦突破を果たした。
先制したのは秋田南だった。前半3分、MF飯澤玲央(3年)の右CKをCB高橋昌壱(3年)がヘディングシュート。GKが弾いたボールを高橋が自ら決めて先制点を奪う。対する帝京三は10分、右SB松澤諒(3年)のアシストからFW村上光樹(2年)が右足で同点ゴールを決める。
飯澤の質の高い左足キックからチャンスをつくる秋田南に対し、帝京三は梅田至(2年)、杉浦大介(3年)を中心にボールを動かして攻め返す。1-1のまま迎えた後半8分、帝京三はGK尾崎将大(2年)が右足を負傷してそのまま交代。GK平良豪盛(3年)を緊急投入したが、初戦突破へ暗雲が漂った。だが、帝京三はアクシデントを乗り越えて怒涛の4連続ゴールで一気に試合を決める。
10分、クロスをGKがクリアしたところを左SB穂坂勇希(2年)が右足で叩き込んで勝ち越し。さらに12分には松澤の右アーリークロスをFW鳥居岳が頭でゴール左隅へ沈めて3-1と突き放す。止まらない帝京三は14分にMF佐野達也(3年)、18分にもMF山下直希(2年)が加点。秋田南も20分に飯澤のゴールで反撃したが、帝京三は佐野がダメ押しゴールを決めて6-2で勝った。帝京三は3日の2回戦で松山北高(愛媛)と戦う。
(写真協力『高校サッカー年鑑』)
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