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[総体]大津が長崎海星を5発圧倒!5年ぶりの4強入り!

ゲキサカ / 2014年8月6日 16時58分

[総体]大津が長崎海星を5発圧倒!5年ぶりの4強入り!

[8.6 全国高校総体準々決勝 大津高 5-0 海星高 韮崎中央公園陸上競技場]

 平成26年度全国高校総体「煌(きら)めく青春 南関東総体2014」サッカー競技準々決勝が6日に行われ、大津高(熊本)と長崎海星高(長崎)との一戦は5-0で大津が快勝した。大津は7日の準決勝で前橋育英高(群馬)と対戦する。

 悲願の日本一を目指す大津が完勝で準々決勝を突破した。九州勢対決は電光石火の先制ゴールで幕を開ける。前半2分、大津はMF平岡拓己(3年)を起点に右サイドでボールを動かすと、右SB河原創(2年)の右クロスに対してマークを外して中央へ飛び込んだMF坂元大希(3年)が右足ダイレクトで決めて先制点。3回戦で大量6ゴールを奪い、初の準々決勝を戦う海星から先手を取った。

 試合の流れを傾けた大津はここから試合をコントロール。早い段階でFW一美和成(2年)と左MF坂元、右MF古庄壱成(3年)、MF葛谷将平主将(3年)の個性ある4人へボールを入れてそこから攻撃する。18分にはCB倉本龍吾(3年)からのパスを受けた葛谷が左足シュート。24分には右サイドの古庄とのコンビから葛谷が再び左足を振りぬく。

 プレッシャーをかけるもののボールを取り切れず、相手にボールを握られてしまった海星は仙台育英高(宮城)戦で4ゴールを決めているFW平野皓巴(3年)にいい形でパスをつなぐことができない。17分には前線でキープした平野がボランチの位置から飛び出してきたMF永峯慎也(1年)へパスを通すが、これは惜しくもオフサイド。逆に大津は32分にCB野田裕喜(2年)の豪快なスライディングタックルでのインターセプトからボールをつなぐと、バイタルエリアで前を向いた葛谷がドリブルで仕掛けて右足シュートをゴール左隅へねじ込む。

 0-2、シュート1本に終わった前半から巻き返したい海星も後半立ち上がりにラッシュ。開始30秒、MF森岡惇(3年)の左クロスのこぼれ球をMF寺井夢也主将(3年)が右足で叩き、3分には左サイドから斜めにドリブルで仕掛けた平野がDFを振り切って決定的な右足シュートを放つ。だがこれを飛び出したGK井野太貴(3年)に阻まれると13分にも相手の一瞬のミスを突いたMF森田颯(3年)がスライディングでシュートを狙ったが、これも決めきることができない。頼みの平野が大津のMF田原悟(3年)、平岡のダブルボランチと野田、倉本のCBコンビの4人に上手くケアされた海星は追撃することができない。

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