充実の表情を見せたU-21代表MF原川「アジア最強を証明する」
ゲキサカ / 2014年8月24日 23時50分
[8.13 トレーニングマッチ U-21日本代表2-0福岡]
前半を2-0と2点リードで迎えた後半、U-21代表は大幅にメンバーを入れ替えた。攻撃面で持ち味を発揮するMF原川力(愛媛)だが、手倉森誠監督からは「2-0で勝っていることを考えろ」とピッチに送り出された。
原川は十分に指揮官の意図を理解して、ピッチに立っていた。「勝っているゲームの中でのゲームコントロールだったり、ゲームの流れを壊さないように、試合の流れを読みながらプレーすることが求められていたと思います」と無理な攻撃を仕掛けないことを意識したと話しつつも、3点目の重要性も説いている。「監督から求められていることをこなしつつ、攻撃的に行こうという気持ちは捨てずに相手を突き放す追加点を狙いました」。
しかし、後半21分にゴール前で得たFKを直接狙うも枠を捉え切れず、同33分には左サイドを突破したMF豊川雄太(鹿島)のラストパスからPA内に侵入したもののシュートは相手DFのブロックに遭った。追加点を奪えなかったことに、「相手をゼロに抑えられたことは良かったと思いますが、なかなかゲームを落ち着かせられませんでしたし、相手を突き放せなかったので攻撃の質を上げていかないといけません」と反省を口にしている。
試合途中には練習でも試していない3バックへのシステム変更を告げられたが、原川は慌てなかったと言う。「3バックの指示は急でしたが、監督からは柔軟性の話を聞いていましたし、僕は愛媛で3バックを経験しているのでやりやすい部分はありました」と話した。しかし、「でも、もっとチームメイトと話し合いながら、相手に寄せるタイミングや、あえて引く場面を作るとかもっと柔軟な対応ができたと思います」とさらなる向上心を見せる。
3日間の合宿を終え、「ゲームの流れや駆け引きの部分が求められていると改めて感じたので、ボールをつなぐだけでなく、今日みたいに相手が前から来たら裏に蹴るのも一つです。そういう頭の柔らかさや賢さも監督は求めているので、やっていて非常に楽しいし、勉強になりました」と充実の表情を見せると、「来月のアジア大会では、日本がアジアで一番の国だと、どの世代でも証明しないといけません。だからこそ、この世代でもそれを示してきます」とアジア大会2連覇に向けて視線を上に向けた。
(取材・文 折戸岳彦)
▼関連リンク
第17回アジア競技大会特集ページ
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
【U-23日本代表プレビュー】負ければパリ行きは消滅…開催国との大一番はベストメンバーで挑む/vsU-23カタール代表【AFC U23アジアカップ】
超ワールドサッカー / 2024年4月25日 13時45分
-
エモーショナルでスペクタクルな90分間は3-3のドロー!FC東京U-18とやり合った柏U-18が携えるのは指揮官も認める自主性と超攻撃的な意志
ゲキサカ / 2024年4月23日 13時26分
-
【五輪最終予選】U23日本・大岩監督 決勝T進出で「自信を持って送り出した。選手も応えてくれた」
スポニチアネックス / 2024年4月20日 2時45分
-
松木玖生「気は抜けない」 2アシストでの活躍でU-23アジア杯へ…突破に決意「やるだけ」
FOOTBALL ZONE / 2024年4月9日 10時10分
-
国立連戦1G2A&初連勝を“置き土産”にカタールへ発った松木玖生「チームの雰囲気も最高」
ゲキサカ / 2024年4月7日 21時37分
ランキング
-
1横浜FM、クラブ史上初のACL決勝進出が決定 数的不利も蔚山とのPK戦“死闘”制す
FOOTBALL ZONE / 2024年4月24日 21時53分
-
2大敗の吉井監督「交代のタイミング間違えた」 8失点炎上の二保に謝罪「恥かかせた」
Full-Count / 2024年4月24日 21時36分
-
3大谷翔平が「人生の中でトップクラス」と自画自賛 前夜の191キロ衝撃弾を自ら解説
スポーツ報知 / 2024年4月25日 8時32分
-
4大谷、たった26試合でド軍歴代トップ3を独占 止まらない弾丸ライナー、1位&3位記録を2日で樹立
THE ANSWER / 2024年4月25日 11時12分
-
5阿部巨人「特別バント練習」は恐怖の警告…大城が犠打連続失敗で監督激怒→スタメン剥奪
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年4月25日 11時10分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください