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[SBS杯]危機感募らせるU-19日本代表は静岡ユースに薄氷のPK戦勝利・・・優勝の可能性消滅

ゲキサカ / 2014年8月16日 8時5分

[SBS杯]危機感募らせるU-19日本代表は静岡ユースに薄氷のPK戦勝利・・・優勝の可能性消滅

[8.15 SBS杯第2戦 U-19代表 1-1(PK4-2)静岡ユース 愛鷹広域公園多目的競技場]

 「2014 SBS杯国際ユースサッカー大会」は大会2日目の15日、U-19日本代表と静岡ユース(U-18静岡県選抜)が激突。1-1でもつれ込んだPK戦の末、U-19代表が4-2で勝利した。U-19代表は1勝1敗としたが、勝ち点はPK戦白星による2のみ。この日、U-19コロンビア代表が2-1でU-19韓国代表を下して2連勝、勝ち点6としたため、U-19日本代表の優勝の可能性はなくなった。U-19日本代表は17日の最終戦でU-19韓国代表と戦う。

 10月に開幕する15年U-20W杯アジア最終予選、AFC U-19選手権ミャンマー2014へ向けて不安の残る試合となった。試合後の記者会見でU-19日本代表の鈴木政一監督は「きょうは何もないです。最悪です。組み合わせも新しいメンバーもあった中で、ゲーム前から心配はしていたんですけど、案の定全体の流れの中で攻撃では相手の状況を見ずに味方も見ずに重なってしまったり、同サイドを攻めてしまったり。ボールを動かして、という(自分たちの)サッカーが全くやれない状態」とバッサリ。ビッグチャンスをつくりながら1得点に終わった前半、そしてメンバー交代後リズムに乗れないままミスから同点に追いつかれた後半、そして1~2学年下の年代の静岡相手にPK戦で何とか勝利と、U-19代表にとっては実りの少ない試合となってしまった。

 U-19代表は0-1で敗れたコロンビア戦から先発6人をチェンジ。4-2-3-1システムのGKは吉丸絢梓、4バックは右から藤谷壮、内山裕貴、三浦弦太、内田裕斗で中盤は川辺駿、鈴木徳真のダブルボランチ。右が高木大輔、左が坂井大将、トップ下が表原玄太で1トップには越智大和が入った。一方、前日の韓国戦を3-2で制している静岡ユースはGKが似鳥康太で4バックは右から石渡旭、越水旋太、松原后、袴田裕太郎の並び。森主麗司と河上将平が中盤の底の位置に入り、右が大石竜平、左が名古新太郎、トップ下に水谷拓磨、1トップは小谷春日が務めた。

 序盤からボールを握り、左右に動かして穴を探るU-19代表に対し、静岡は前線から積極的にプレッシャーをかけ、小谷や大石のスペースへの飛び出しを活かして攻め返す。ただ、静岡はU-19代表のプレスの前に慌てて蹴ってミスするようなシーンの連続だった。PAでの攻防が少なく、大きな動きがないまま時間が進んだが、前半半ばを過ぎるとU-19代表がギアチェンジ。中盤で別格のプレーを見せる川辺がDFを剥がしてからスルーパスを連発し、決定機をつくり出した。

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