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[プレミアリーグEAST]3年生DF加藤が劇的初ゴール!首位・柏U-18が鹿島ユースとの好勝負制す!!

ゲキサカ / 2014年8月25日 12時12分

[プレミアリーグEAST]3年生DF加藤が劇的初ゴール!首位・柏U-18が鹿島ユースとの好勝負制す!!

[8.24 高円宮杯プレミアリーグEAST第10節 柏U-18 2-1 鹿島ユース 柏]

 高校年代最高峰のリーグ戦、高円宮杯U-18サッカーリーグ2014 プレミアリーグEASTは24日、約1か月ぶりに再開。第10節を行い、首位の柏レイソルU-18(千葉)は後半アディショナルタイムに交代出場のDF加藤颯人(3年)が決めた決勝ゴールによって、5位・鹿島アントラーズユース(茨城)を2-1で破った。柏は、この日コンサドーレ札幌U-18(北海道)と引き分けた2位・清水エスパルスユース(静岡)との勝ち点差を4へ広げている。

 残り時間4分で追いついた勢いそのままに激しく柏ゴールへ向かう鹿島。その波に飲まれてもおかしくないような状況だった柏が、試合終了間際の48分に執念の決勝ゴールを奪った。カウンターから中央のスペースへ飛び出したMF手塚康平(3年)が「(同点の)PK与えたのは自分なので、何かしら取り返さないといけない。PKを与えたことが一番、自分をそこまで動かしてくれたと思います」と相手のタックルに足を刈られるような形になりながらも右サイドのFW白川恵士朗(2年)へ“魂のパス”をつなぐ。これを受けた白川が強引なカットインから左足シュート。強烈な一撃をGKがわずかに前へ弾いたところへFW浮田健誠(2年)が身体を投げ出すように詰めると、最後は最前線まで駆け上がっていた右SB加藤が左足で決勝弾を叩き込んだ。

 3年生DF加藤にとってはこれが公式戦初ゴール。殊勲の背番号15に対して右FW麦倉捺木(3年)が真っ先に体当たりして喜びを表現すると、ピッチ上の選手、ベンチの選手たちが次々と駆け寄り、右コーナー付近で“意外なヒーロー”を祝福する。加藤は「(紅白戦などで)ゴール最近獲れていたんですけど、まさかここで獲れるとは思っていなくて。たまたまこぼれてきた感じで運が良かったなという感じです。本当にラッキ-だっただけ。(ゴール前にこぼれて)誰が獲ってもおかしくない中で自分が決めただけ。でも自信になりました」。全国トップレベルの実力を有する柏だが、日本クラブユース選手権(U-18)大会ではまさかの関東予選敗退。全国大会出場へ最後の望みを懸けた11位決定戦で2-3で敗れている鹿島に雪辱したことも選手たちの決勝ゴール、そして勝利の喜びを増幅させていた。

 主力DF町田浩樹(2年)らが不在だった鹿島に対し、柏は下平隆宏監督が「ずっとトレーニングから良かった。スタートのピッチに立つに値する選手と思った」と説明したU-20ニュージーランド代表MFデン・ヘイジャー・マイケル・ジェームスを手塚と並べる形でインサイドハーフで先発起用。トップチームのアウェー名古屋戦(23日)に帯同していたという大島をCF、そして主将の中山雄太(3年)をCBに起用する陣容で再開初戦を戦った。

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