坂井&林フル出場の鳥栖、終了間際のゴールで清水とドロー
ゲキサカ / 2014年8月30日 23時14分
[8.30 J1第22節 鳥栖2-2清水 ベアスタ]
2位サガン鳥栖はホームで清水エスパルスと対戦し、2-2で引き分けた。先制しながら一時は逆転されたが、後半アディショナルタイムに追いついた。順位は2位をキープしたが、首位・浦和との勝ち点差は「3」に広がっている。
アギーレジャパンにサプライズ選出されたDF坂井達弥、GK林彰洋が先発した鳥栖。0-0で折り返した後半11分、中盤のルーズボールを清水FWノヴァコヴィッチがバックパスで自陣方向に戻すと、これが味方に合わず、素早くボールを奪ったMF水沼宏太が先制点を決めた。
終盤は激しい点の取り合いとなった。清水は後半25分、清水ユース所属で2種登録のDF水谷拓磨を投入。すると、Jリーグデビューとなった18歳が同点ゴールを演出する。後半36分、FW大前元紀が水谷とのワンツーで中央をこじ開け、前線にスルーパス。PA内のノヴァコヴィッチがワンタッチで前を向き、左足で同点ゴールを決めた。同43分には途中出場でJ1デビューとなったルーキーMF金子翔太が左サイドを深くえぐってマイナスに折り返し、大前が左足で流し込んだ。
大前の公式戦4試合連続ゴールで2-1と試合をひっくり返した清水だったが、鳥栖は終盤、セットプレーのチャンスにはGKの林もゴール前に上がるなど怒涛の反撃を見せる。すると後半アディショナルタイム、右サイドをドリブルで突破したDF菊地直哉の折り返しを途中出場のMF早坂良太が右足で流し込み、劇的な同点弾。土壇場で引き分けに持ち込んだ。
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