18歳ムニルの次は19歳サンドロ…若武者躍動のバルサが開幕2連勝
ゲキサカ / 2014年9月1日 4時12分
[8.31 リーガ・エスパニョーラ第2節 ビジャレアル0-1バルセロナ]
リーガ・エスパニョーラは31日、第2節を行い、バルセロナがビジャレアルのホームに乗り込んだ。スコアレスで折り返した試合は0-0のまま進んだが、試合終盤の後半37分に19歳のFWサンドロ・ラミレス・カスティージョが決勝ゴールを奪い、バルセロナが1-0の完封勝利を収めた。
序盤からチャンスを作ったのはアウェーのバルセロナだった。前半2分にCKの流れから、開幕戦でデビュー弾を決めた18歳のFWムニル・エル・ハダディが左足のシュートでゴールを脅かす。さらに同4分にはFWペドロ・ロドリゲスのパスから、開幕戦で2ゴールを奪ったFWリオネル・メッシが狙うもシュートはGKセルヒオ・アセンホの正面を突いた。
さらに攻め立てるバルセロナは前半15分、メッシのパスに反応したペドロが強烈なシュートを放つがセルヒオのビッグセーブに阻まれる。同27分にはメッシの直接FKがDFマヌエル・トリゲロスに当たってゴールに吸い込まれるかと思われたが、これまたセルヒオが立ちはだかり先制点を奪うには至らない。前半はスコアは動かずに0-0のまま終了を迎えた。
前半はバルセロナが主導権を握ったが、後半開始直後はビジャレアルが好機を生み出す。後半6分、MFカニからボールを受けたトリゲロスがクロスを送ると、DFジェレミ・マテューが試みたクリアがポストを直撃。あわやオウンゴールという場面を作り出した。
なかなかビジャレアルゴールをこじ開けられないバルセロナは後半14分、左足首の捻挫で開幕戦を欠場したFWネイマールをムニルに代えてピッチに送り込む。すると後半21分、メッシが直接FKを狙うがセルヒオの横っ飛びセーブに防がれ、同23分にはゴール前の混戦からネイマールが押し込もうとするが相手DFの粘り強い守備にゴールラインを割れない。
守備に回る時間の長かったビジャレアルも反撃に出る。後半27分、マテューのクリアミスを拾ったMFトマス・ピナのシュートはポストに弾かれ、さらにこぼれ球をトリゲロスが狙ったがシュートは枠を捉えなかった。
バルセロナは後半25分にサンドロ、同30分にはMFシャビ・エルナンデスを投入して何とかゴールを奪おうと試みる。すると同37分、ネイマールのスルーパスを受けたメッシが角度のないところからシュートを狙うと、こぼれ球をサンドロが押し込んでついにゴールネットを揺らした。
開幕戦で18歳のムニルがゴールを奪ったバルセロナは、第2節では19歳のサンドロが決勝ゴールを記録。10代の若手選手が結果を残し、開幕2連勝を飾った。
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