1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

[関東1部]“めったにないチャンス”前期2位ターンの順天堂大が中央大に4発快勝!

ゲキサカ / 2014年9月8日 12時59分

 前期の好調が後期も持続されるのか注目していただろう他大学に、インパクトを与える順大の4-0勝利。試合後の順大のロッカールームでは「これで他チームが『順大やばい』とか言うんだろうな。(実際)やばくないのにな!」という声も出ていたという。彼らには自分たちの力を理解しているからこその強さがある。ただその強さも夏は揺らいでいたという。練習試合では5点、8点と取られ、高校生相手の試合でも失点が続いていた。選手たちには「でも奪ってから速くという狙いでできている」という満足感があったようだ。それを開幕直前に指揮官から厳しく指摘され、選手たちは全員で前期の良かった試合と直近の練習試合を映像で比較。そこで「この感覚じゃダメだよね、となった」(大畑)。その後2部チームとの練習試合で感覚を取り戻してきた。

 それでも吉村監督やスタッフたちから「オマエら全然やからな」と叱責され、上位常連から今年11位に沈む中大との試合前には「(中大が)降格やばいぞと言われて(必死で)来るんやから、オマエら勝てる要素ひとつもないぞ」と締められていたという。その中でおさめた快勝。ただ特に後半は意図的な守備ができていなかった。珍しく大量得点を奪ったことで目立つことはなかったが、守備面に課題を残す試合だった。大畑も「意図的に奪えたかというとできなかった。改善するところはたくさんあった」と反省する。この後の4週間は新井と青木が教育実習のために不在。主力2人を欠く緊張感の中で他の選手たちが成長し、優勝争いに食いついていくことができるか。“めったにないチャンス”をものにするため、順大は全員がやるべきことを徹底する。

(取材・文 吉田太郎)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください