[関東1部]U-21代表司令塔が「マジでうまい」と認める順天堂大MF長谷川が存在感

ゲキサカ / 2014年9月8日 14時14分

[関東1部]U-21代表司令塔が「マジでうまい」と認める順天堂大MF長谷川が存在感

[9.6 関東大学リーグ1部第12節 順天堂大 4-0 中央大 味フィ西]

 リオデジャネイロ五輪世代のU-21日本代表で司令塔を務めるMF大島僚太(川崎F)に「あいつ、マジでうまいですよ」と言わしめる順天堂大MF長谷川竜也(3年=静岡学園高)が、抜群の存在感を放った。前半5分にカウンターから左足ミドルを打ち込むと、その後はヒールでのラストパスを狙うなど“静学仕込み”のテクニックを披露。163cmと小柄で細身ではあるものの、それを感じさせないプレーを見せる。上体に手をかけて何とか止めようとする相手DFを力強く振り切って前進し、スルーパスやシュートを積極的に放ち続けた。

 前半39分には右サイドからドリブルでバイタルエリアを突いてスルーパス。これはやや流れたものの、すかさずフォローしてボールを受け直すと中央へラストパスを通してMF室伏航のゴールを生み出した。この日は予想されたトップ下ではなく、左サイドでプレー。「トップ下だと(順大は)浮いたボールが多いのでセカンドボールとか収めないと自分のボールにはならない。でもサイドだと普通にクリアボールとかが足元に来るので、そこからのドリブルとかきょうは良かったと思います。ゴールを意識してプレーしていた」。仕掛けの回数が多い分、失うシーンも何度か見られた。怪我を抱えるためコンディションも万全ではない。それでもこれまでに比べてボールに絡む回数が増加したMFは、瞬時に繰り出すテクニックと豊富なアイディアで確実に相手の脅威となっていた。

 そしてチームは4-0勝利。ただ、チームリーダーのひとりでもある司令塔は満足していなかった。「4点取れたけれど自分たちは守備のチーム。前線からプレス掛けて高い位置で奪って、速く攻めるというのがコンセプトなので、そこがちょっと薄かった。奪っても遅かったし、暑さもあってまだまだ自分たちの弱いところであると感じました。後期は勝ち負けよりも、前期やってきたことの完成形というか1試合1試合やってきたことがどれだけ出せるかだと思っている。1試合1試合怠らずにひたむきに取り組んでいきたい」と引き締めていた。

 長谷川は昨年、U-20日本代表に選出され、現在は全日本大学選抜に名を連ねる。6月に行われたU-21日本代表との練習試合では、静岡学園高で1年先輩にあたる大島に「竜也、メッチャうまいじゃないですか。あいつ、マジでうまいですよ」と舌を巻かせるプレーの連続で大学選抜の勝利に貢献した。今月10日には再び全日本大学選抜の一員としてU-21日本代表との練習試合に臨むことになっている。「いつも狙ってはいる」というU-21日本代表入り。「前回勝ったので、もう1回、絶対に勝ちたいなという気持ちがあります」と長谷川は大学選抜を勝利へ導き、代表入りへアピールするつもりでいる。

(取材・文 吉田太郎)

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