[2014 Rookie League]前橋育英の連覇ストップ!矢板中央がAグループ初優勝!

　関東、静岡の強豪18校の1年生たちが優勝を争うU-16大会「2014 Rookie League」は15日、前日から延期されていたAグループ(上位リーグ)の第9節、前橋育英高(群馬)対清水桜が丘高(静岡)戦を行い、前橋育英が4-0で快勝。勝ち点を首位・矢板中央高(栃木)と同じ22へ伸ばした前橋育英だったが、得失点差で3点及ばず、矢板中央の初優勝が決まった。大会MVPは矢板中央のMF伊藤心が受賞。前橋育英の連覇は3でストップした。

　すでに全日程を終えていた矢板中央は前橋育英対清水桜が丘戦を観戦し、試合終了とともにガッツポーズ。11得点で大会得点王となったFW高橋大樹は「めっちゃ嬉しかった」と笑顔を見せた。流通経済大柏高、市立船橋高、静岡学園高などトップレベルの高校たちとの争いを制して歓喜のV。ただし、満足感はない。高橋は「1試合1点獲るという目標を最初立てていたけれど、達成できなくて悔しい。ここは通過点なので、選手権やインターハイで活躍できるように。練習して上のレベルでも戦える選手になる」とこの優勝を自信に次のステージで活躍することを誓った。

　また1年生チームの指揮を執った池亀翔コーチは「表情が緩んで、みんな喜んでいました。ただ、大事なのは今後どれだけ伸びるか」とタイトルを勝ち取った1年生たちの今後の成長を期待していた。

[写真]優勝を喜ぶ矢板中央イレブン

(取材・文　吉田太郎)▼関連リンク
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