[アジア大会]4年前の悔しさを糧に、なでしこDF長船「無失点で行きたい」
ゲキサカ / 2014年9月30日 12時51分
[9.29 アジア大会準決勝 日本女子3-0ベトナム女子 仁川]
前回大会の優勝メンバーの一人だ。だが、優勝したという実感はあまりなかった。日本女子代表(なでしこジャパン)DF長船加奈は、今度こそ、チームに貢献したという実感を得て優勝を味わおうと決意している。
準決勝のベトナム戦では、前半24分にMF阪口夢穂のゴールで先制しながらも、なかなか2点目を奪えない展開となった。チームにとって待望のゴールを奪ったのがCBの長船だった。後半8分、MF宮間あやが蹴り出したCKは相手DFに触れられるが、そのこぼれ球を拾ったDF北原佳奈からクロスが送られる。ゴール中央で待ち受けていた長船はヘディングでゴールに突き刺して、チーム2点目となる自身今大会初得点を奪った。
「ガーナ戦も佳奈さんからのボールを決めることができたので、ボールが来るかなと思っていたら良いボールが来ました。決められてホッとしたというか、それを押し込めて良かったです」と笑顔を見せた。
最終ラインからの正確なフィードで攻撃にリズムを生み出す役割も担うが、そこはまだまだだと話している。「まだ迷いながらという部分があります。周りの声やチームメイトのリアクション待ちなところがあるので、もう少しスムーズに自分で考えて、もっと自分からボールを出せるようになればいいですね」。
優勝した前回大会ではピッチに立つことはなかった。「なかなか優勝を、金メダルを取ったという実感がなかったと言いますか…。自分の中でチームに貢献できたのかなという部分があったので、そこは悔しく思っています」と唇を噛んだ。
しかし、今回は決勝の舞台に立つ可能性は十分にある。「決勝に立てる機会はなかなかありませんし、ここまで無失点で来ているので、決勝でも無失点で行きたい。これからの自分の自信にもつながると思うので高い目標を持ってやりたいと思います」と決勝に向けて決意を語った。
(取材・文 折戸岳彦)
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