[アジア大会]「4年前とは違う」と意気込むなでしこMF川澄
ゲキサカ / 2014年9月30日 12時49分
[9.29 アジア大会準決勝 日本女子3-0ベトナム女子 仁川]
若手との融合とタイトル獲得という2つのターゲットを設定してアジア大会を戦ってきたなでしこジャパン。連覇に王手を懸けたチームの中核をなすMF川澄奈穂美(INAC)にとって、今回のアジア大会は初優勝を飾った4年前とは違う意味合いがある。
「4年前はスタート(先発)で出ることがほとんどなくて、途中から入るという形で起用されることが多かった。今はスタートから出ることが多い。責任の重さというのはどこから試合に入っても変わらないけれど、それでもやはり、経験させてもらっている以上、それをしっかりとピッチの上で出したい」
2010年に中国で行なわれたアジア大会。川澄はグループリーグ初戦のタイ戦に先発出場したものの、第2戦の北朝鮮戦では後半18分からの出場。準決勝の中国戦は出番がなく、決勝の北朝鮮戦では1-0とリードしていた後半37分からの出場だった。
今回は押しも押されもしない中心選手としての出場。INACの後輩であるFW増矢理花をはじめ若い選手も多く、立場は以前とは異なっている。
「若い選手がいるという中で結果を出すのはすごく大切なこと。成功体験による自信や、成功しながらでも課題を見つけながらさらに成長していくというのが非常に大事なことだと思う」となでしこジャパンの底上げを意識している。そのうえで、目標は優勝。「もちろん、勝つためにやっているので、連覇というところは強く意識してやりたい」と力を込めた。
グループリーグでは初戦の中国戦を除けば「ほとんど自分たちがボールを支配して、得点を重ねて試合を終えてきた」。だが、決勝で当たる北朝鮮は別の次元のチームだ。「今まで無失点できているが、いつ失点を食らってもおかしくないようなチームだと思う。全員でしっかり集中して良いゲームをしたい」と、大幅なギアチェンジをして臨む覚悟を見せていた。
(取材・文 矢内由美子)
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